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16 4月

トム・ホランド、“スパイダーマン”オーディション時の恥ずかしい過去『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』

Posted in 未分類 on 16.04.18 by Merlyn

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』スペシャル・ファンミーティング、トム・ホランド、アンソニー・ルッソ監督/溝端淳平(ファルコン役吹替)、佐野岳(“アベンジャーズ”ファン代表)映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』スペシャル・ファンミーティング、トム・ホランド、アンソニー・ルッソ監督/溝端淳平(ファルコン役吹替)、佐野岳(“アベンジャーズ”ファン代表)

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』スペシャル・ファンミーティング、トム・ホランド2018年4月27日の日本劇場公開を控え、“アベンジャーズ”メンバーの1人、スパイダーマンを演じたトム・ホランドと、アンソニー・ルッソ監督が来日しました。2人の登壇前に、ファン達はフッテージ映像を観ていたので、会場のファンを前にしたルッソ監督は、「皆さん、今の特別映像かなり気に入りましたよね?ちなみにスパイダーマンの登場、むちゃくちゃカッコ良くなかったですか?」と問いかけると、会場から大歓声が上がりました。続いてトムが「コンバンハ」と日本語で挨拶すると、またも会場から大歓声が上がり、続けて「先ほどの映像、信じられないくらい凄かったですよね」と声をかけました。今回初来日したルッソ監督は「本当に念願が叶いました。ずっと日本に来たかったんです。世界を代表する大都市の一つとして、いろんなイメージや映像を観てきて、自分の中でイメージもあったんですが、実際に来てみるとそれを上回る本当に素晴らしいところです。人生のなかでこんなに来るのが遅くなったのが信じられません。もっと早く来たかったです」と、日本をすごく気に入った様子。続けて、「かなりの特ダネになりますが、これから“インフィニティ・ウォー”の公開を控えているのですが、その後に控えている続編“アベンジャーズ4”で、日本がかなりフィーチャーされることになります」と大暴露!すると、トムが「僕に(暴露する)許可はおりてませんけど、監督は良いんです」とコメントし、笑いを誘いました。

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』スペシャル・ファンミーティング、トム・ホランド次にトムは、アイアンマンを演じるロバート・ダウニーJr.とどんな関係か聞かれると、「素晴らしい体験をさせて頂いてますが、毎日現場で仕事をさせて頂く時に、朝顔を合わせて、彼からいろいろ意見を聞かされて、私の意見も言うんですね。ロバートは自分のエゴがないんです。あまり強く主張しないし、とても仕事熱心な方で、とても礼儀正しくて、真のプロです。彼と仕事をすることは夢のような体験でもあります。またハラハラさせられる緊張感もあるんですけども、本当に彼は才能に溢れる方で、即興も凄いんですね。なのでぼーっとただその場にいると、特に(アイアンマンが)オート・パイロットモードだったりすると、彼がいろいろな言葉を投げてくるので、ちゃんとそれを受け止めることができないと、愚か者に見えてしまうこともあるので、集中して撮影に臨んでいます」と答えました。そんなロバートは、お父さん的存在か、お兄さん的存在かと聞かれると、「彼の希望としてはお兄さん」と返しました(笑)。

次に、ルッソ監督は、“アベンジャーズ”のチームワークについて、「とにかくチームワークは抜群なんですが、撮影現場では一人ひとりが持ってくる情熱のレベル、エネルギーのレベルが半端ではないんです。プロ意識を持って、全員が集中してベストを尽くしてくれるわけですが、この作品ほど才能溢れるキャストが、これほどの人数で一同に会した映画はおそらくないと思います。長年に渡って、それぞれの単独のシリーズで自分のキャラクターを演じてきた皆がこうやって共演するという場がいかに貴重であるか、キャスト皆が自覚しているので、意気揚々と嬉しそうに共演を楽しんでいます。またこれだけのたくさんのキャラクターが登場する群像劇なので、誰か一人だけが主人公ではなく、全員が主人公という意味で、皆がお互いに支え合う、創造性と協調性の溢れる素晴らしい現場でした」と絶賛しました。

続いて、「振り返って、憧れのキャラクターがあれば教えてください」と質問されると、トムは「スパイダーマン!彼が凄いのは、自分がスパイダーマンであることを秘密にしているところですね。あれだけのスーパーパワーを持っていたら、自分だったらその能力を得たらすぐにインスタグラムにアップすると思いますが、彼は秘密にしていて、それはとても名誉のある素晴らしい高尚なことだと思います。自分の周りの人のためにもそうしていて、善い行いをしている人なんですね。他の人がなかなかしないことをするということで、最高のキャラクターだと思います」とユーモアたっぷりに答えました。そして、本作がヒーロー達が困難な状況に立ち向かう姿を描いているということで、困難な壁に直面した時に大切にしていることを聞かれたトムは、「それが成功するのか失敗するのかはさておき、とにかく自分の望みに対して懸命に努力をして最善を尽くすということがとても大切なことです。そういう姿勢でいれば、必要なことは達成できると思うんです」と熱く語りました。

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』スペシャル・ファンミーティング、アンソニー・ルッソ監督そして、ファンからの質問で、ルッソ監督は「トムはどういった存在ですか?」と聞かれ、「隣りに本人がいるので、あまり褒めちぎると照れちゃうと思うんですけど(笑)、スパイダーマン役を選ぶのにはすごく難航しました。イメージを一新したスパイダーマンをお見せする上で、非常に重要なキャスティングでした。特に今までのイメージとガラッと変わって、原作コミックの通り、若々しさ溢れるキャラクターとして描きたかったんです。そういった意味で彼はピッタリだと思ったんですけど、そこは慎重に選ばなければいけないということで、何度もオーディションをしたんです」と話すと、トムが「なぜあんなにオーディションを受けさせたんですか?すごくストレスがあったのに」とツッコミました(笑)。すると、ルッソ監督は「オーディションを何度も繰り返した結果、他のキャストとの相性も重要になってくるので、キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)と、トニー・スターク(ロバート・ダウニーJr.)と台本を読んだり、テストを繰り返していって、それを撮影しました。トムの俳優としての素晴らしさは映画を観て頂ければ、それが一番の説明になると思うので、それ以上、私が付け加えることはないんですが、まず身体的能力が非常に高いというところが魅力の一つだと思います。今でも忘れられないのは、オーディションで、スパイダーマンにやってもらうシーンについて、バク宙をして部屋に入ってくると書いてあったんです。それを読んだトムから、実際にバク転とか宙返りをしながら部屋に入っていけるけどやっていいかと聞かれ、やっても良いけど、万が一事故か何か起きた時に自己責任でやってくださいと言ったのを覚えています」と当時を振り返りました。トムは「たしか“合法的に私(監督)からどうぞとは言えないけれど、やりたいなら”と言われました(笑)。初めてアトランタでスクリーンテストを行った際に、当時自分は別の作品を撮り終えた後で、あるヘアカットをしていて、当時はそれがカッコ良いと思っていたと思うんですが、1年後にそれを観て、一体自分は何を考えていたのかと思うようなモップのみたいなとんでもない髪型でした」と、裏話を披露しました。発言がいちいち可愛いトムでしたが、途中おちゃらけてみせたりする様子もとてもキュートで、彼が若々しいスパイダーマンとして選ばれたのがすごく納得でした。

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』スペシャル・ファンミーティング、溝端淳平(ファルコン役吹替)

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』スペシャル・ファンミーティング、佐野岳(“アベンジャーズ”ファン代表)

さらに今回のイベントでは、ファルコン役の声優を務めた溝端淳平と、“アベンジャーズ”ファン代表として佐野岳が登壇。佐野岳は、スパイダーマンを演じるためにニューヨーク訛りの練習や肉体的な役作りもしたトムに、「この役はできないと思う役はありますか?」と質問。トムは「Ah〜、No」と答え、会場から拍手が湧きました。これからトムがスパイダーマン以外にどんな役を演じるのか、それも楽しみですね。“アベンジャーズ”シリーズとして3作目となる今作では、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーやドクター・ストレンジなど、さらにキャラクターが参戦します。キャストが豪華なだけでなく、ストーリーもスケールも最高のシリーズですので、お見逃しなく!

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』スペシャル・ファンミーティング、トム・ホランド、アンソニー・ルッソ監督/溝端淳平(ファルコン役吹替)、佐野岳(“アベンジャーズ”ファン代表)

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』スペシャル・ファンミーティング:2018年4月16日取材 TEXT by Myson

 

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』トム・ホランド『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
2018年4月27日(金)より全国劇場公開
公式サイト
©Marvel Studios2018

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