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2015年8月5日より全国公開
東宝東和
公式サイト
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 正直なところ物語には新鮮味はあまりありませんでしたが、言い換えればこれぞ“ジュラシック・シリーズ”というお馴染みの展開で存分に楽しめました。もちろん、現代らしい設定が加わり、登場する恐竜も新種なので、その点については新鮮味もあります。このシリーズはアトラクション的に楽しめるのが一番の醍醐味で、スケールに関してはパワーアップしていたので、これだけで大満足です。メイン・キャストは一新し、クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワードが好演。クリス・プラットは役柄によって見た目からガラリと変わり、今回はとても男らしくカッコ良い役で惚れてしまいそうでした（笑）。ブライス・ダラス・ハワードも男から見たら最初は可愛くない女子という設定の役柄でしたが、女子目線ではその不器用さがとても可愛くて好感が持てました。さらにオマール・シーやヴィンセント・ドノフリオ、イルファン・カーンも出演。テレビドラマ『New Girl／ダサかわ女子と三銃士』を知る人にはお馴染みのジェイク・ジョンソンも出ていたり、個性派ぞろいのキャストも見ものです。125分という長さですが、テンポ良く展開するのであっという間に感じました。これはできるだけ大きなスクリーンで観て欲しいし、シリーズ前作をテレビ放映でしか観たことがない若い方達には特にこの映画的迫力をぜひスクリーンで体感して欲しいと思います。 |
 デートにピッタリの作品です。アトラクション感覚で楽しめるので、遊園地にでも行く気分で気楽に観て欲しいと思います。恐竜に襲われるシーンはガブリと人が喰われたりするので、そういうシーンが苦手な人だけオススメできませんが、露骨に血みどろになるシーンはほとんど映らないのでほとんど方は大丈夫なレベルだと思います。少しラブストーリーも入っていますが、爽やかに本当に軽く描いている程度なので気まずくなることは無いでしょう。このシリーズが気に入ったら、ブルーレイやDVDでシリーズ前作も一緒に観るという口実で次のデートも誘いやすいですよ。 |
 恐竜がかなりリアルなので、現実との区別がまだつかない幼いキッズはやめておきましょう。高学年以上ならハラハラドキドキしながらも楽しめるでしょうし、ジュラシック・ワールドで迷子になってしまう兄弟は、同じ年頃なので彼らの目線で物語に入り込みやすいと思います。あらゆる動物の特性を遺伝子組み換えで入れた新種の恐竜が出てきますが、そういうところで動物そのものへの興味も喚起されると思います。いろいろなポイントで好奇心を刺激してくれる作品ですよ。 |
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©2015 Universal
2015.7.21 TEXT by Myson
