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007 スカイフォール

2012年12月1日より全国公開
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公式サイト　予告編

“007”シリーズ23作目、生誕50周年記念作品となる今作。ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを務めるまでは、個人的にはあまり興味がなかったのですが、彼が主役を演じるようになってからは大好きなシリーズとなりました。ダニエル・クレイグ主演の第1作目『007 カジノ・ロワイヤル』からキャラクター性をより掘り下げたドラマの部分が強くなり、ジェームズ・ボンドが若干硬派になった気がしますが、このボンドの方が私は好きです。今作ではジェームズ・ボンドのルーツに迫るストーリーになっており、彼の愛国心、忠誠心が試されます。今までにも増してドラマチックな作品となっていますが、アクションのスケールもパワーアップしていて、最初から最後まで見応え充分。洋画超大作アクションならではの勢いを感じ、嬉しくなりました。そして、ハビエル・バルデムが演じる悪役も灰汁が強く、ドラマを盛り上げます。彼がアカデミー助演男優賞を受賞した『ノーカントリー』での演技を彷彿とさせる悪役ぶりで、ハビエル・バルデムってやっぱりこういうちょっとクレイジーな癖のある役が似合うな〜とつくづく思いました。 とにかく、今作でもやっぱりダニエル・クレイグに惚れてしまいました。女子にも観て欲しい作品です。

一昔前までは“007”シリーズは男子向けの作品というイメージを持っていましたが、女子でも存分に楽しめる内容です。良い意味で“007”という枠組みから脱皮した感のあるダニエル・クレイグ版“007”は、老若男女問わず楽しめるので、デートにもピッタリ。アクションシーンを観て盛り上がり、ちょっとセクシーなシーンでムーディになったり、ちょっと落ち着いた大人のデートがしたい日のデートにいかがでしょうか。

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2012.11.13　TEXT by Myson