2013年5月22日リリース
レンタル同時(左記ジャケットはセル用です/¥2,500税込)
本作は『ギルバート・グレイプ』(原作も)や『アバウト・ア・ボーイ』の脚本を手掛け、アカデミー賞ノミネートの実績を持つピーター・ヘッジズが脚本&監督を担当しているという点で期待して観ましたが、その期待を裏切らない内容でした。子どもが欲しいのにできなくて絶望していた夫婦のもとに、足に葉っぱが生えている少年ティモシーが現れて、夫婦は我が子として一緒に住み始めるというストーリーで、これだけ聞いちゃうと奇想天外過ぎるのですが、これが不思議と物語にすんなり入り込めちゃうんですよね。足に葉っぱが生えている意味とか深く考えてはいけません(笑)。 この作品は「第7回未公開活性課部活」で鑑賞したのですが、部員みんな鑑賞中は真剣で泣いた人も多かったのですが、観終わってから語ると「あのシーンがよくよく考えると可笑しい」というところが多数で、思いだし笑いでかなり盛り上がりました。そんなユーモアと感動とがうまく融合しているからこそ、悲しいシーンも際だち、ウルウルきます。 そして、舞台となる町や、グリーン家の近くの森の風景、数々のアイテムがとてもファンタジックで、映像的にも美しく、さすがディズニー映画という感じ。主演はジェニファー・ガーナー、ジョエル・エドガートンと日本ではやや知名度は低いですが、共演にデイヴィッド・モースほか、脇役として他作品でもよく見かける面々が揃い、映画好きにとっては豪華な俳優陣が登場します。 ティモシーがとっても可愛くて、癒されて、ちょっと切ないけれど、前向きな映画です。温かい気持ちになれますので、ぜひ!観て損はない作品です。 |
見た目は子ども向けファンタジーに思えますが、ストーリーそのものは結構大人向けです。でも、ファンタジーとしての楽しさや、お母さんやお父さんの愛情が深いこと、子どもの存在が親にとってどれだけ大きなものかというのが、子どもにも実感できる内容だと思います。あと、学校でいじめられたり、サッカークラブではなかなか試合に出してもらえなかったりするのに、けなげに明るくマイペースで楽しく過ごすティモシーの姿は、同じ子どもならば勇気をもらえると感じてくれるでしょう。大人でも子どもでも楽しめるディズニー作品です。ぜひ、親子で楽しんでください。 |
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2013.5.14 TEXT by Myson