2017年9月29日より全国公開
20世紀フォックス映画
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最初から夢を持って前向きに生きているというよりは、人種差別や男女差別が色濃くある社会で生き抜こうとするなかで、主人公の3人の女性がそれぞれに夢を見つけて、実現に向けて戦っているという印象が強かったので、邦題の“ドリーム”という明るいイメージよりは、“HIDDEN FIGURES”という原題のほうがしっくりくるかなと思いました。肌の色の違いでハンディを背負っているだけでなく、女性であることもハンディになっていたこともかなりショックでしたが、それでも負けずにユーモアと機転を利かせて這い上がっていく主人公達の姿は観ていて本当に誇らしかったです。こういうととても軽く聞こえてしまいますが、シンプルにストレートに“まさに本当に勇気と元気をもらえる映画”。観終わった後は、心が震えるほどに満足感でいっぱいになりました。女子必見なだけでなく、男子も必見です。 |
ラブラブの雰囲気をもたらすような展開はありませんが、男女関係において、気を付けなければいけないこと、お互いに思いやらなければいけないことが描かれていて、カップルにとって参考になる部分が多くあります。女性の社会進出を喜ばない男性は日本にもいると思いますが、女性を舐めたらあかんぜよ(笑)!女性の活躍も認めてこそ、男が上がるはず! |
アメリカの社会背景を少しわかっていたほうが良いので、学校で人種問題やその歴史を少しでも学べる年齢になってから観た方が理解が深まるでしょう。でも、キッズ、ティーンの皆さんにはぜひ知っておいて欲しい物語。これは実話だと思うと、より心に刺さると思います。素晴らしい友情も描かれているので、仲の良い友達同士で観るのもオススメです。 |
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2017.9.13 TEXT by Myson