2015年10月9日TOHOシネマズ六本木ヒルズにて先行ロードショー、10月16日より全国公開
シンカ、パルコ
1作目のヒットのおかげなのか、スケールアップした感があり、アホさもパワーアップしていてとても楽しめました。今作は、女優のエリザベス・バンクスが監督を務めていますが、下品なギャグが好きなんですかね?おバカ・オムニバス映画『ムービー43』での彼女の作品もかなり下品でしたが、今回も下品な女子ネタ満載で、冗談が通じない人が観たら引くでしょう(笑)。でもこういう女子同士なら気楽に笑えるノリが、本作の良さでもあるんですよね。そういうぶっ飛びな勢いも全部ひっくるめて、観る側もアホ全開で楽しんで欲しいのですが、今回はぽっちゃりコメディエンヌのレベル・ウィルソンが前作よりさらに大活躍しているので、その点もぜひ期待して観てください。あとコメディ俳優で注目はアダム・ディヴァインです。本シリーズ両作に出演、アン・ハサウェイ&ロバート・デ・ニーロ主演の『マイ・インターン』でもメインキャストの一人として登場し、存在感を放っている彼ですが、本作ではレベル・ウィルソンが演じるエイミーといろいろあり、「勝手にやってろ!」と微笑ましくツッコミを入れたくなるアホ加減が最高です。 |
デートで観ても楽しい映画なんですが、下品なギャグが何度も出てくるので、頭が堅い男子を誘うのはオススメできません。「女の子って、何やっても可愛いね」くらいのアホさと優しさを持つ愛すべき男子を誘うなら、もってこいの作品です。ムードが良いラブシーンはありませんが、ギャグ的に濃厚なラブシーンは出てくるので、ある程度下ネタに免疫がある人同士で観る方が良いでしょう。 |
すごく楽しい映画だし、歌って踊るシーンはぜひキッズにも楽しんで欲しいところですが、下ネタや下品なギャグが満載なので、大人心としては子どもに薦めづらい部分もあります。15歳くらいになって、下ネタや下品なギャグに免疫がついてから観る方が良いでしょう。親子で観るのも気まずいシーンがあるので、同性の友だち同士で観ることをオススメします。 |
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2015.10.5 TEXT by Myson