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フィフティ・シェイズ・フリード

2018年10月5日より全国公開／R-15+
東宝東和
公式サイト

結婚式の幸せ絶頂なシーンから始まり、相変わらず終始イチャイチャしております（笑）。そして、セレブ感が半端ないゴージャスなシーンも観ていて爽快。ですが、ある出来事から、のほほんとしたムードが一転し、緊張感溢れる展開になります。シリーズ前2作は、SM要素が特徴的なラブストーリーという印象でしたが、今回はSM描写はやや控えめで、サスペンスと、結婚というしがらみのなかで奮闘するカップルのラブストーリーという印象に変わっています。依然として、セックスが大きなテーマとしてはありますが、“結婚で変わってしまうセックス観”が今作の見どころ。「なるほど、クリスチャンにとっては、そうなりますか」と思える展開は、世の男性にも共通するところだと思うので、女子の皆さんはぜひ参考にして欲しいと思います。

「主導権をどちらが握るのか？」というテーマは健在で、結婚して2人の関係がさらにどう変化していくのか、カップルでぜひ参考にして欲しいポイントが描かれています。エロチックな映画であることは周知だと思いますが、今作は前作よりもだいぶ観やすくなっており、一線を越えた仲なら、これくらいは平気でしょう（笑）。逆にまだ深い関係ではありませんというカップルは、やっぱりエロいシーンは気まずいと思うので、いろいろな状況を加味して、デートで観るべきなのか決めてください。

R-15だし、今回は描写は控えめなほうですが、基本的にエロチックな映画なので、大人になってから観れば良いと思います。かなり大人な話題が盛り込まれているので、親子で観るのは気まずいです。友達でも気まずいかな（笑）。15歳以上のティーンの場合、何でも共有できるほどの親友と一緒に観るか、1人で観るほうが気兼ねなく観られそうです。って、15歳が1人で本作を映画館に観に来ていても、珍しがられるかも知れませんが…（苦笑）。