2016年11月12日より全国公開
ワーナー・ブラザース映画
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最初から最後まで緊張しっぱなしで、良い意味で観終わった後は本当に疲れました。それくらい見応えがあります。『セブン』を思わせる展開だなと思いながら観たのですが、犯人の背景について真相が明かされるにつれ、また違った種類の不気味さが増して飽きることがありませんでした。結末は心地良いものとは言えないまでも、一応スッキリはします。精神的に追い詰められていく刑事を演じた小栗旬、その妻を演じた尾野真千子のエネルギッシュな演技も良かったですが、カエル男を演じた俳優のなりきりぶりには本当にビックリ。特殊メイクを施していることもあって、カエルのマスクを外しても誰だかわからず、エンドロールで観たときには本当に驚きつつ、「やられた!」という嬉しさもありました。もう誰が演じているか知ってしまった人は仕方ないですが、誰が演じているかわからず観た方が一粒で2度美味しいので、この衝撃を味わえる方はぜひキャスト情報を入れずに観てください。それにしても、カエル男を演じた役者さんはどんどん演技派になってきて、最近の出演作での演技は目を見張るものがあります。改めて誰が演じているか知った上でもう一度観たくなっちゃいますよ。 |
ハラハラドキドキの吊り橋効果を狙えそうな内容なので、デートで観るのもアリだと思いますが、特に女子はこの手の映画が苦手な人もいるでしょう。なのでこういう映画に免疫がない人は、最初から最後まで結構耐えなければいけないので、無理してデートで観るのは避けたほうが良さそうです。映像的に衝撃的なシーンが多く、食事前後の鑑賞はあまりオススメできないので、デートの日のメニューの組み方に工夫が必要かなと思います。 |
結構激しい映画ですが、R指定はついてないようです。ただ、キッズはまだ観ないほうが良いと思います。中学生くらいになるとこういう怖い映画にも興味が出てくると思いますが、初っぱなから衝撃的なシーンで始まるので、覚悟して観てくださいね。常軌を逸した連続殺人事件が描かれていて、何かを学ぶというタイプのストーリーではありませんが、小栗旬が演じる主人公、沢村刑事の観察眼はお手本にできる部分があるかも。 |
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2016.10.13 TEXT by Myson