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2016年6月11日より全国公開
東宝
公式サイト
 2部作の後編はサスペンス要素がぐっと上がり、通称“ロクヨン”と呼ばれる、昭和64年に起きた未解決のままの少女誘拐殺人事件の解決に挑む物語となっています。時効まであと1年というところで、事態は急変していくのですが、そのウラ側にはいろいろな人物の思惑が絡んでいて、一筋縄ではいきません。でも、よーくよーく観ていると、結構早い段階からヒントは出てきているので、後編に関しては推理を存分に楽しんでください。結末は横山秀夫の原作とは違うそうなので、原作ファンの方も見比べてはどうでしょうか。後編は親子愛のドラマも色濃く描かれているので、前編とはまた違う感動が味わえます。 |
 天気が良くない日は、劇場で過ごせば快適なので、前編と合わせて一気に2部作とも観るのもアリだし、2部作をバラバラの日に観ることにして２回デートの約束をするのも良いですね。後編は推理し甲斐のあるストーリーなので、観終わったあとはお互いにどこで真相に気付いたか語り合うと楽しいはず。すごく打ち込みたい仕事があるけれど、一方で仕事が原因で家族に苦労をかけてきた主人公の苦悩も描かれている点で、仕事観を話し合うきっかけにしても良さそうです。 |
 前編について、キッズには難しいのではと述べましたが、後編のほうが事件解決を軸に描かれている分、多少観やすいかも知れません。ただ、やはり前編を観た上で後編が活きてくるので、２部作セットで考えると敢えてオススメするなら中学生以上のティーンです。推理ものは１人でじっくり観るのも楽しいですが、観終わったあと誰かと話したくなるもの。ぜひ友人か家族と観に行ってください。 |
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©2016映画「64」製作委員会
2016.5.2 TEXT by Myson
