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ワンダーウーマン

2017年8月25日より全国公開
ワーナー・ブラザース映画
公式サイト

冒頭から大興奮！女戦士達がすごく強くてカッコ良くて、同じ女性として観ていて爽快。個人的にはダイアナ（＝ワンダーウーマン）の故郷の女戦士達の格闘シーンをもっと観たかったなあと思えるほど、惚れぼれしました。特にロビン・ライトが演じるキャラクターがカッコ良いんですよね。50代にして（1966年生まれ）、ロビンがこういう役を演じるとは意外だったので、なおさら新鮮でワクワクしました。もちろん、ガル・ガドットが演じるダイアナもすごくカッコ良くてチャーミング。生まれて初めて男を見たという設定もおもしろいですよね。パワフルでスピーディー、そして芸術的なアクションシーンが随所にあって、最強の戦士ダイアナが人間の世界に触れて成長していく姿を観ていたら、141分という上映時間もあっという間。そして、こんなにカッコ良い映画を撮ったパディ・ジェンキンスも女性監督！女子づくしの映画です。アメコミやヒーローものに興味があるないに関わらず、女子必見のアクション超大作です。

女性はもちろん男性も楽しめるアクション超大作で、気まずいシーンもないし、いつも女性側に合わせた作品選びをしているカップルでも、この作品なら男性も喜ぶはず。女性だけの島で育ったダイアナが、男性を生まれて初めて見るシーンもコミカルで微笑ましく、男女の初々しいやりとりは誰もが共感できますよ。

キッズもティーンも、最強の女戦士ってだけで憧れちゃう人も多いのでは？アメコミのヒーローは男性キャラクターが多いですが、ワンダーウーマンなら女子の皆もより共感できますよね。大人になり初めて自分の運命、使命を知った主人公のダイアナが、故郷を離れ、見知らぬ世界で戦う姿には、学ぶべきことが描かれています。圧倒的な戦いぶりはもちろん、ダイアナの気持ちの葛藤にもぜひ注目してください。

2017.7.26　TEXT by Myson