  ファースト・シーズン
2013年8月21日発売＆レンタル開始
（左記ジャケットはセル用）
© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
本作はDCコミック“グリーン・アロー”を原案に舞台を現代に置きかえて作られたドラマ。アメコミが好きということのほかに、キービジュアルの見事なマッチョぶりに惹かれて観始めました（笑）。大富豪のお坊ちゃんである主人公のオリバーは、父と船旅に出て遭難し自分だけが生き残って帰ってきたというところから物語は始まります。彼は故郷に生還する前、救命ボートでたどりついた島で５年間過ごし、その間に何が起こったのかは謎。物語が進行するにつれて、島での経験が徐々に明かされていくという構成になっています。イケメンでマッチョ、そして大富豪と聞いただけで興味の湧くキャラクターですが、昔はチャラ男だったのに島から帰ってきたらなんだかどこか心を閉ざしていて女遊びをやらなくなり男らしい性格になっているというのがまた憎い演出です。とはいえ、正直なところシーズンの途中で中だるみして、次回を観たいという衝動が弱まった時期がありましたが、後半になり新たな展開が出てきたので持ち直しました。主人公がイケメンなのでラブストーリーもそこそこあり、アメコミのドラマ化とは言え女子が楽しめる要素はたくさんあります。
で、主人公オリバーを演じるスティーヴン・アメルは『プライベート・プラクティス５』に準レギュラーで登場していたと本作の資料で気付きました。そういえば印象に残るイケメンがいましたがあれは彼だったんですね。そんなことに気付くと本作で主役に抜擢されて良かったなと応援する気持ちも芽生えました。ほかにも『ゴシップガール』『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』で知られるケイティ・キャシディや、同じく『ゴシップガール』や『The OC』出演のウィラ・ホランドなど海外ドラマファンが喜ぶ美男美女が多数出演しています。基本的にはアクションものですが、個人的にはラブストーリーの展開が一番気になるところ。今シーズン終盤になりまたオリバーと元彼女ローレルの関係に展開が出てきたので、次のシーズンにも期待大です。
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ARROW／アロー ＜ファースト・シーズン＞ コンプリート・ボックス [Blu-ray]
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2014.2.24 TEXT by Myson |
  セカンド・シーズン
2014年9月3日発売＆レンタル開始
（左記ジャケットはセル用）
© DC Comics All Rights Reserved
前シーズンのラストで悲劇を体験したオリバーの価値観が大きく変わり、今シーズンからアローの戦い方のスタンスも変化します。新しいキャラがたくさん登場し、かつての孤高のヒーローは、チームワークで戦うようになります。守るべきものがその分多くなるため、敵に弱みを握られハラハラ度は増していきます。メンバーとの友情も共感できるところがあり、人間ドラマとして充実してきた印象です。
 アメコミの大抵のキャラクターは、大切な人を守るために自分の正体を隠すため、恋愛も我慢するパターンが主流のなか、オリバーも家族や元恋人には正体は隠しつつ、なんだかんだ女性関係が派手なのが新鮮ではありますが、恋愛している場合じゃないにも関わらず気が多すぎるのは笑えます。今シーズンで女性関係は一層ややこしくなりますが、女子目線では誰とくっついて欲しいかなと考えながら観て楽しんでいます。また他の男性キャラにもドラマチックな展開があり、見どころも順調に増えています。まだまだ続きが気になる展開ですよ。あと他のTVドラマと比較しても、本作は美男美女率が高い気がします。やっぱり観続ける上でこれは重要ポイントですよね。 |
| ARROW / アロー <セカンド・シーズン> コンプリート・ボックス(4枚組) [Blu-ray] |
2014.11.28 TEXT by Myson |
  サード・シーズン
2015年9月16日発売、8月19日レンタル開始
（左記ジャケットはセル用）
©2015 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
サード・シーズンは、スレイドとの戦いに勝ったオリバーが、スターリング・シティのヒーローになったところから始まります。警察との協力体制もでき、平和になりつつあったスターリング・シティ。でも、今シーズンの初っぱなから大事件が起き、新たな強敵と戦うことになります。今シーズンは続きが観たくなる“クリフハンガー”が毎話効いていて、かなりの勢いで全話観終えました。今のところ、個人的には今シーズンが一番おもしろかったです。シーズン1、2あたりまで、オリバーの色恋沙汰が忙しく、チャラさが少々気になって、ヒーローとしての苦悩がどうも軽く見えちゃっていたのですが、恋のお相手はそろそろ1人に絞られてきて、今シーズンはその彼女との関係がどうなるかに焦点が当てられ、オリバーの成長が見えてきたので、ヒーローとしての説得力が少し増してきました。そして、悪の組織との対決のほうにより重点が置かれているので、前シーズンとトーンが変わった分、新鮮味がありました。シーズン２あたりで挫折しそうになっていいる方がいたら、とりあえずシーズン３まで観ると、一旦いろいろ決着は着くので頑張ってください。まだ次シーズンもありますが、もちろん気になる要素を残して終わったので、私は観続けます。
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  フォース・シーズン
2016年9月14日発売＆レンタル開始
（左記はセル用ジャケット）
© 2016 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
今シーズンは、スターリング・シティを離れてフェリシティと2人で幸せに暮らしていたオリバーが、結局町の危機を救うために戻ってくるところから始まります。今回の敵は魔術を使うダミアン・ダークでかなり手強いのですが、またもやオリバーの暗い過去と繋がっていて、彼を倒すヒントがそこに隠されています。日常も含め、過去と現在でのオリバーの試練が、敵を倒すための成長にも繋がっていて、「正義のために相手を殺して良いのか否か」というシリーズ通してのテーマが軸となりつつ、ここへ来てまた新たな視点が入ってきます。綺麗事では悪を倒せない苦境のなかで、オリバーや仲間達はどんな選択をするのか。観ているほうもその葛藤に巻き込まれる感じで、今シーズンも観だしたら止まりませんでした。そして、悲しい事にメイン・キャラクターがまた1人おさらばしてしまいます（泣）。今シーズンで一旦大きな区切りができる形で終わりますが、次シーズンでチーム・アローがどんな形で再生されるのかとても気になります！さらに『THE FLASH／フラッシュ』との絡みがかなり多くなってきたので、あっちも追っかけなきゃと思っています。
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| ARROW／アロー ＜フォース・シーズン＞ コンプリート・ボックス(4枚組) [Blu-ray] |
2017.5.12 TEXT by Myson |
  フィフス・シーズン
2017年10月4日発売&レンタル開始
（左記はセル用ジャケット）
ARROW™ and all pre-existing characters and elements TM and ©DC Comics. ©2017 WBEI. All rights reserved.
前シーズンでチーム・アローのメンバーが次々と抜け、ほぼオリバーとフェリシティのみで活動することになってしまいましたが、新生チーム・アローが出来上がっていく過程が今シーズンの見どころの一つ。素人に等しい人物を鍛え、メンバーとして認めていく過程は、オリバー自身、過去の闇を見つめ直すことに繋がっていきます。また、オリバーの過去を知り尽くし、オリバーが大事にしている人々を狙う最強の敵が現れ、相手を殺すのか、殺さないのかという決着の付け方で苦悩する姿も、 今後のアローがどういうヒーローになっていくのか試す内容になっていて、とてもドラマチックです。ここでアローは本当のヒーローになったと思えるストーリーで、節目になるシーズンとして見応えがありました。新たに加わったメンバーもキャラクターがたってきて、人間ドラマとしても楽しめます。
また、アロー、フラッシュ、スーパーガール、レジェンと・オブ・トゥモローのチームが力を合わせて戦う『インベージョン！最強ヒーロー外伝』とクロスオーバーするエピソードも出てくるので（8話）、映画を観ているようなスケールを楽しめます。私はまだ『インベージョン！最強ヒーロー外伝』の本筋のほうは観られてないですが、全部観たくなっちゃいました！ぜひそちらもチェックしてみてください。
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| ARROW／アロー ＜フィフス・シーズン＞ブルーレイ コンプリート・ボックス(4枚組) [Blu-ray] |
2018.4.12 TEXT by Myson |
