シーズン1
2018年7月6日発売、5月2日レンタル開始
(左記はセル用ジャケット)
©2017 The Mark Gordon Company and ABC Studios.
海外ドラマを取り扱う業界の方に「仕事を抜きにして最近おもしろいと思った作品は?」と聞いたら、複数名の方が挙げたのがこの作品。さっそく観始めたところ、1話目からすぐに引き込まれました。“24-TWENTY FOUR”シリーズのジャック・バウアーでお馴染みキーファー・サザーランドが今回は大統領を演じているのも何だか新鮮で、“指定生存者=サバイバー”というアメリカの緊急事態対策があることもとても興味深く思いました。テロが起こり、次から次へと国家が危機に立たされるシチュエーションは、“24-TWENTY FOUR”に似ていますが、指定生存者に選ばれたのが、政治家に全く向いていないとされる人物だという設定が何よりもおもしろさに拍車をかけています。この時代だったら、こういうことがあってもおかしくないなというリアリティもあって、毎話ハラハラドキドキ。一旦観出すと、中断するのにとても苦労するくらい、一気に観てしまいました。前半で大きな山に決着が着き、今シーズンの終わりでも一旦話に区切りができるので、とりあえず今シーズンだけでも観てみるというのもアリです。あと、映画『gifted/ギフテッド』で名演を見せた天才子役マッケナ・グレイスが大統領の娘として出ていて、相変わらず可愛いです。そして、大統領夫妻のイチャイチャシーンがやたら多いのも特徴で、いかに一般庶民に近い人間が大統領になったかという部分がそういうところにもよく現れているように思います。日本も、一般庶民の気持ちをリアルに感じ取れる人がトップに立ったら、何か大きな変化があるのかもとつくづく思えるドラマです。
|
サバイバー DVD-BOX1 |
2018.9.3 TEXT by Myson |