デスパレートな妻たち

シーズン1〜６

写真とジャケットはシーズン6
2012年2月22日リリース
レンタルは1月18日より（左記ジャケットはセル用DVDBOXです）
©2011 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

シーズン１から各キャラクターへいろいろな試練があり、新しいキャラクターも徐々に加わって、４で起承転結に一旦区切りがついて、前作のシーズン５が変換期という感じでしたが、シーズン６ではまた新たな展開が待っています。今まではスーザン、ブリー、ガブリエル、リネットの4人がメインで描かれていましたが、だんだんとその旦那や子どもに焦点が当てられたストーリーも増え、物語にさらなる厚みが出てきました。旦那たちの苦悩も結構リアルに思えて、参考になります（笑）。年を取ってくると崖っぷちなのは女だけではないのがよ〜くわかります。シーズン６ではキャラクターたちも年齢を感じての悩みを多く描いているので、その辺りもリアルでおもしろいです。
もちろんメインの４人にもさらなる波乱が。スーザンの恋愛はやっと落ち着いたかと思えば、娘のジュリーが襲われ、新しい隣人がその容疑者になったり、ガブリエルの家では美しい容姿で傲慢な10代の女の子を預かることになったり、ブリーはまさかの相手と不倫を始めたり、リネットが仕事に復帰したと思ったらまた妊娠したり…。自分だったらと思うにはあまりにも過激なシチュエーションではありますが、毎度のことながらこの物語のなかにはこういう事件から学ぶべき日常のことが描かれていて、刺激を受けます。家族との関係、隣人とのつきあい、自分の将来、女性には考えることがたくさんありすぎますが、その悩みは必ずこのドラマの主人公達の誰かが似たような体験をしていて、考えるヒントになると思います。

デスパレートな妻たち　シーズン6　COMPLETE BOX [DVD]

シーズン7

2013年2月20日リリース
レンタルは2013年1月23日より（左記ジャケットはセル用DVDBOXです）
©2013ABC Studios.

メインの４名【スーザン、リネット、ブリー、ガブリエル】に加え、いつももう1人が厄介者という構成ですが、シーズン６までいた“５人目”キャサリン・メイフェア（ダナ・デラニー）に代わり、ヴァネッサ・ウィリアムズが演じるレネ・ペリーというキャラクターが登場。リネットの旧友でセレブ、言いたいことをズバズバいい負けず嫌いの自己中心的な強烈キャラクターです。実際に自分の周囲にいたら本当に迷惑なタイプですが、どこか憎めません。そして、発言がストレート過ぎて笑えます。
離婚や再婚、殺人事件や失踪事件など、本当にいろいろなことが起こってきた本シリーズですが、一番安泰だと思っていたリネットとトム夫婦のあいだに危機が訪れたり、ガブリエルの知られざる過去が明かされたり、まだまだ波乱は続きます。次シーズンでファイナルを迎えますが、おもしろさは最後まで持続しそうです。

ファイナル・シーズン

2014年2月19日リリース
レンタルは2014年1月15日より（左記ジャケットはセル用DVDBOXです）
©2013ABC Studios.

ファイナルにふさわしいオモシロさで、観るのを止められず観られるだけ一気に観ちゃってあっという間でした。どうやって終止符を打つのか想像もつかないような大事件が起きたり、絶対に安泰だと思っていた夫婦に危機がやってきたり、お気に入りのキャラクターが死んでしまったり、ジェットコースターのような展開でした。毎度のブラックユーモアに笑ったり、どん底の人たちが立ち上がる姿や、家族愛、友情、人間愛に泣いたり、大忙しのファイナル・シーズン。メインのキャラクター、ブリー、スーザン、リネット、ギャビーことガブリエル、どのキャラクターにも共感できるところがあって、どのキャラクターも素敵。崖っぷちにいてもいつも一生懸命な彼女たちは輝いていて、いつも元気をもらえました。彼女たちの人間臭さがすごく好きです。そして、シーズン7から加わったレネ（ヴァネッサ・ウィリアムズ）もとてもオモシロくて大好き。彼女たちの ストーリーが終わってしまうのはとても寂しいですが、最後はとても素敵な終わり方をしてくれてスッキリします。ウィステリア通りで起こる出来事は、私たちの日常で起こるようなこととはかけ離れているけれど、このドラマで描かれている人間ドラマはとても身近なもので、学ぶべきことがたくさんありました。またふとしたときに何度でも観たくなるドラマです。観て損は絶対にナシ!!