女子を元気にさせてくれるのは、家族、友達、同僚、恋人…とさまざまですが、あなたが望むときにすぐに“会える”のは、作品のなかのイイ男ですよね。ちょっと疲れたら素敵な男子の姿を見て元気をもらいましょう。
と言っても、イイ男の定義は皆さんさまざまだと思いますので、“味のある男”表現で、誰かのツボにはまる“イイ男”を見つけて、ご紹介していきたいと思います。
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このコーナーでは、トーキョー女子映画部独自の好みで選んだイイ男で、若手や遅咲き・返り咲き、日本では映画ファン以外には知名度がまだ低い…など、ぜひ注目して欲しいイイ男をご紹介します。
『おじいちゃんはデブゴン』来日舞台挨拶 | 『おじいちゃんはデブゴン』 | |
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1952年1月7日、香港生まれ。10歳のときに中国戯劇研究学院に入学し、京劇をはじめさまざまな芸を学ぶ。学院ではジャッキー・チェンやユン・ピョウらと共に優秀な生徒を集めた「七小福」に選ばれ、リーダー格として活躍。映画デビューは、13歳のときに出演した『愛的教育』(1961)。その後も子役やスタントとして数々の作品に出演。1968年に『怪侠』でショウ・プラザーズ作品に出演、翌69年には同社製作のロー・ウェイ監督作『龍門金剣』で武術指導にクレジットされる。1971年、ゴールデン・ハーベストに入社し武術指導兼スタントマンとして『奪命金剣』(1971)に参加。以後、数多くの作品で武術指導を手掛け、脇役として出演する。なかでも1973年の『燃えよドラゴン』のオープニングで、ブルース・リーと戦う少林寺僧役は、世界中で大きなインパクトを与えた。そのほかにも武術指導としては『迎春閣之風波』『忠烈図』が高く評価された。
その後1977年に『少林寺怒りの鉄拳』で監督と主演デビューを果たし、1978年『死亡遊戯』でも追加撮影されたアクション・シーンの多くを彼が演出し、そのヒットにより一躍スターの仲間入りを果たした。また、日本では1978年監督&主演作『燃えよデブゴン』の公開以降、彼の出演作にはテレビ放映やビデオ発売の際に“デブゴンの名が付けられることが多くなった。
さらに1980年代にはプロデューサーとしてもその才能を発揮、なかでも『妖術秘伝・鬼打鬼』に始まるホラー・カンフー・シリーズでは、1985年の『霊幻道士』が大ヒットし、一大キョンシー・プームを巻き起こした。
ジャッキー・チェンと共演した大ヒット作『プロジェクトA』ではアクション監督、『五副星』『スパルタンX』では、監督も兼任したことで、日本での知名度と人気はさらにアップした。1998年にはアメリカのTVシリーズ『LA大捜査線/マーシャル・ロー』に主演し、全米でも人気者となった。
プライベートでは3人息子と1人娘の父親だが、3人の息子サミー・ハン、ジミー・ハン、ティミー・ハンもそれぞれ俳優として活動中。
出演作 |
『愛的教育』『龍門金剣』『怪侠』『奪命金剣』『燃えよドラゴン』『少林寺怒りの鉄拳』『死亡遊戯』『燃えよデブゴン』シリーズ『ピックポケット!』『プロジェクトA』『五福星』『スパルタンX』『ファースト・ミッション』『香港発活劇エクスプレス 大福星』『七福星』『冒険活劇 上海エクスプレス』『十福星』『サイクロンZ』『ペディキャブ・ドライバー』『炎の大捜査線』『鬼喰う鬼』『カンフー・カルト・マスター 魔教教主』『拳神 KENSHIN』『SPL/狼よ静かに死ね』『ツインズ・ミッション』『三国志』『カンフーシェフ』『処刑剣 14BLADES』『イップ・マン 葉問』『イップ・マン 誕生』『ラスト・シャンハイ』『おじいちゃんはデブゴン』など TVドラマ:『LA大捜査線/マーシャル・ロー』など |
イイ男ポイント
幼い頃から、ジャッキー・チェンと並び、カンフー映画で観ていたサモ・ハン。あの体型でなぜあんなに機敏に動けるのか、長年、唯一無二のキャラクターを演じていて、リスペクトです。『おじいちゃんはデブゴン』で来日した彼も想像以上に大きくてビックリ。まだまだ監督業、俳優業を頑張ると言っていましたが、ぜひずっと続けて欲しいです。
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2017/5/16UP