女子を元気にさせてくれるのは、家族、友達、同僚、恋人…とさまざまですが、あなたが望むときにすぐに“会える”のは、作品のなかのイイ男ですよね。ちょっと疲れたら素敵な男子の姿を見て元気をもらいましょう。
と言っても、イイ男の定義は皆さんさまざまだと思いますので、“味のある男”表現で、誰かのツボにはまる“イイ男”を見つけて、ご紹介していきたいと思います。
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このコーナーでは、トーキョー女子映画部独自の好みで選んだイイ男で、若手や遅咲き・返り咲き、日本では映画ファン以外には知名度がまだ低い…など、ぜひ注目して欲しいイイ男をご紹介します。
『ファントム・スレッド』 | ||
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1957年4月29日イギリス、ロンドン生まれ。10代前半から演劇に関心を持ち、名門のブリストル・オールド・ヴィック演劇学校で3年間学ぶ。1970年代から1980年代にかけては、ブリストル・オールド・ヴィック・シアター・カンパニー、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー、ロイヤル・ナショナル・シアターなどのステージで活躍。1985年、パキスタン系男性と恋に落ちる労働階級の青年を演じた『マイ・ビューティフル・ランドレット』(スティーヴン・フリアーズ監督作)、1986年、上流階級のヒロインの婚約者を演じた『眺めのいい部屋』(ジェイムズ・アイヴォリー監督作)の2作で映画界の注目を集めるようになる。続いて1988年、『存在の耐えられない軽さ』では、国際的な地名度を獲得し、さらに1989年、『マイ・レフトフット』で脳内麻痺の画家を演じ、一度目のアカデミー賞主演男優賞に輝いた。アカデミー賞主演男優賞にはその後も、『父の祈りを』(1993年/ジム・シェリダン監督作)と、『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002年/マーティン・スコセッシ監督)の2作でノミネートされ、2007年『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(ポール・トーマス・アンダーソン監督作)と、2012年『リンカーン』(スティーヴン・スピルバーグ監督作)の2作で受賞を果たしている。また、これまでのキャリアを通して、BAFTA(英国アカデミー賞)で4度、ゴールデン・グローブ賞で2度主演男優賞を受賞しているほか、全米映画俳優組合賞で3度、ニューヨーク映画批評家協会賞で5度、そしてロサンゼルス映画批評家協会賞で3度の受賞経験がある。そして2017年に、『ファントム・スレッド』をもって俳優業を引退することを表明した。
出演作 |
『ガンジー』『バウンティ/愛と反乱の航海』『マイ・ビューティフル・ランドレット』『眺めのいい部屋』『存在の耐えられない軽さ』『イングリッシュマンinニューヨーク』『マイ・レフトフット』『ラスト・オブ・モヒカン』『エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事』『父の祈りを』『クルーシブル』『ボクサー』『ギャング・オブ・ニューヨーク』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』『NINE』『リンカーン』『ファントム・スレッド』など |