このコーナーでは仕事生活における女性にスポットをあてた映画を取り上げようと思います。キャリアアップしていく楽しいストーリーから、セクハラやいじめと闘う女性まで、職場にあるいろいろな場面を観て、現実の厳しさを勉強したり、励まされたり…。
日本もまだまだ男性社会。働く女性にはいろいろあります。
■恋とニュースのつくり方
■お買いもの中毒な私
■キューティ・ブロンド
■あなたは私の婿になる
■私の名前はキム・サムスン
■タイピスト!
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仕事が大好きで没頭していたら、いつの間にか他がほったらかしになっていた!なんてことはよくある話。でも、恋を諦めたわけじゃない。そんなあなたに観て欲しい映画をご紹介します。まずは『恋とニュースのつくり方』の主人公ベッキーをサンプルに成功のコツを探ってみましょう。
*若干ネタバレしますのでご注意を。
「まさか、私なんて」と思って壁を作らない
とりあえず誘いに乗ったから良いものの、自信がないベッキー。あまり始めから自信満々もどうかと思うけど、相手からの好意を察知する感覚がないと、チャンスは逃げちゃう。00:35:00あたり
がっつかない。自分から馴れ馴れしくしない
モテるアダムからすると、これくらいの反応の方が新鮮だったかも。まだつきあってもいないし、同僚にアダムを自慢するような態度を取らなかったのは正解。00:39:10あたりほかの女性にいちいちビビらない
アダムはモテるので、弱気になるのは仕方ないけど、ちょっと美人がアダムと仲良さそうにしたくらいでビビッてたら、その後がもたない。もうちょっと自信を持とう。00:40:15あたり自分が恋に鈍感で不器用なことを正直に話す
自分に自信がないことを明らかにしたベッキー。でも真正面から彼に気持ちをぶつけたことで晴れて交際がスタート!この人が好きと思ったら、そのときに勝負しないと仕事だけの人生になっちゃうぞ。00:44:15あたり
たまには彼の言うとおりにする
たまには仕事を忘れて、彼との時間を大切にしないとダメ。彼がいるから仕事が頑張れるんだから。00:59:30あたり
仕事に理解のある彼氏は大事に
理解のあるアダムにいっぱい感謝して、仕事を頑張るベッキー。ときには彼の優しさに甘えつつ、彼のことも理解するようにすれば◎。01:00:30あたり
仕事がうまくいかないことを彼氏のせいにしない
仕事のイライラを彼のせいにするのはNG。彼氏が仕事の邪魔だなんて、人のせいにしていたら一生孤独。彼がいるから頑張れたってことを思い出そう。01:19:40あたり
嬉しいできごとがあったら、彼と共有する。
嬉しかったことを一番に伝えられたアダムもハッピー。ケンカしてもこうやって一緒に喜びを味わえれば修復できるときもある。自分が悪いときは自分から相手に歩み寄ろう。01:30:20あたり
面接では正直に。弱みにつけ込まれても伝えたいことは伝えきる
履歴書に立派な経歴を書けなくても、自分の熱意とやる気を伝えるだけ伝えることが大事。相手に媚びを売るのではなく、自分はここで仕事をしたいというニュアンスが伝わったのが良かったのかも。00:10:30あたり
新しい職場の初日でも自分のやり方を曲げない
皆が問題を放置していても、初日から容赦しないベッキーの態度が皆に一目置かれることに。自分の役割をしっかり認識することが大事。00:19:00あたり
自分の仕事を全うするためには、自分の信じたアイデアをどうやっても通す。自分なりの交渉ネタも持った上で挑む
職種によりけりだが、状況によっては難しい相手と交渉しなければならない場面も。それにはリサーチも必要。ベッキーはマイクとの交渉で使えるネタを探してから彼に会いに行く。やっぱり頭を使わないとダメ。00:25:20あたり
職場のベテランの扱いを上手に
疲れる人間関係にもめげずに、ほどほどに話を聞くけれど最後はなんとか折衷案で解決。周囲に上手に協力してもらう術が必要。00:32:40あたり
面倒から目を反らさない
誰もがお手上げ状態と目をつむることにも、ちゃんと取り組むベッキー。ずっと問題をそのままにしていたら、いつか足をすくわれる。摘めるときに摘んでおくのが大事。00:48:15あたり
失敗したら…なんて考えない。やると決めたら、やれるだけのことをとことんやる!
困難なときに周囲を引っ張らなくてはいけないとき、自分だけでも成功すると信じていなければ誰もついてこない。自分から楽しんでいれば、だんだん協力者も増えてくるはず。01:09:20あたり
ベテランの経験談を素直に聞く
いろいろ大変な思いをさせられた相手でも、相手に敬意を払って話を聞くことは大事。先輩の意見は素直に聞いて。01:27:00あたり
自分がいるべき場所、一番必要とされている場所を見つけて、仲間を大事にする。
自分の目指していたものが目の前にある。でも今の自分が求めているものは以前から求めていたものと一緒とは限らない。大事なものに気づいたら、迷わずに自分が幸せでいられる方を選ぼう。
今回の特集記事を書いていて、自分自身の生活も振り返るような気持ちでした。『恋とニュースのつくり方』を観て、勇気をもらったし、大事なことは何なのか考えるきっかけにもなりました。ぜひ、皆さんも仕事と恋に行き詰まったら、映画で少し頭の中、心の中を整理して、あなただけの本当の幸せを探してゲットしてください。
『恋とニュースのつくり方』
2011年8月11日リリース(ブルーレイ同時発売/レンタル同時開始)
部活リポート 映画批評 女子の本音「女子の仕事と恋愛」アンケート
監督:ロジャー・ミッチェル 製作:J.J.エイブラムス
出演:レイチェル・マクアダムス/ハリソン・フォード/ダイアン・キートン/パトリック・ウィルソン/ジェフ・ゴールドブラム
発売元・販売元:パラマウント ジャパン仕事の成功って何でしょうか?今までは名誉や地位、財産が成功の証しと考えられていた時代でしたが、それを得ても本当に幸せになるかはわからない。本作は仕事にプライドを持ち、没頭してきたベテランのジャーナリストと、熱意だけで空回りしている新米TVプロデューサーが、仕事の本当の喜びや、幸せを見つけるストーリーです。今までとは違うこのサクセス・ストーリーはキャリア・ウーマンの価値観を少し変えてくれるかも知れません。
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2015.1.30更新 TEXT by Myson