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『Mes copines』『最後の愛人』『13 French Street』短編『La Consolation』『戦争について』『美しい人』『イングロリアス・バスターズ』『ルルドの泉で』『ロビン・フッド』『美しき棘』『幻の薔薇』『ミステリーズ 運命のリスボン』『ミッドナイト・イン・パリ』『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』『マリー・アントワネットに別れをつげて』など。
1985年フランス、パリ生まれ、セネガルのダカール育ち。祖父はフランスの大手映画会社パテの会長。生来のあがり症を克服しようとアクターズ・スタジオに入学し演技を学ぶ。2008年の映画『美しい人』の演技で、第34回セザール賞の有望若手女優賞にノミネート。また、モデルとしてプラダの香水などのCMに出演している。 2006年『Mes copines』で映画デビュー。その後カトリーヌ・ブレイヤ監督の『最後の愛人』、ジャン・ピエール・モッキーノ『13 French Street』、コラス・クロツの短編『La Consolation』に出演し、女優としてのキャリアを積む。2008年、クリスト・オノレ監督の『美しい人』で、2人の男性から愛されるリセエンヌを演じて高く評価され、ショパール・トロフィー賞新人賞を受賞し、セザール賞有望若手女優賞にノミネートされ、注目を集めた。クエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』への出演をきっかけに国際的にも活躍する。続いて、セバスチャン・リフシスの『Plein Sud』とジェシカ・ハウスナーの『ルルドの泉で』にも出演。2010年、カンヌ映画祭のオープニングを飾った、リドリー・スコット監督の『ロビン・フッド』ではジョン王の愛人となったフランス王の姪を演じた。トム・クルーズ主演の大ヒットシリーズ『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』でプロの暗殺者を演じたことで、その名を広く知られるようになった。
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レア:私の役はある若い使用人の女性で、王妃マリー・アントワネットに仕える朗読係なの。知られていないけれど、実在した女性なのよ。ヴェルサイユでは、あらゆる資料が保存されていて、どんなことも記録されているわ。この映画の原作「王妃に別れを告げて」を書いたのはシャンタル・トマという女性作家で、彼女は資料を調べ、ヴェルサイユの記録室へ行って、シドニー・ラボルドというマリー・アントワネットの第二補助朗読係の存在を知ったの。そしてこの小説を書き上げたのよ。確かに、物語の大部分は想像を膨らませて描かれているのだと思います。シドニーはそんなに知られていない人物だから。彼女はマリー・アントワネットに対してとても強い憧憬をもっていたのね。
レア:私はセリフだけで説明するような役よりも、空気を演じるのが好きなの。この役も言葉だけでなく、表情や仕草などすべてで空気を作りあげる役だったから、とても楽しかったです。
レア:シドニーはそれまで孤児であるし、王妃の単なる朗読係でしかなかったんです。でも、ポリニャック夫人の身代わりというミッションを与えられて、初めて自分に役が与えられたと思ったの。スポットライトのような光の中に入っていった感じよ。
レア:ええ、とても好きよ。
レア:そうね、本を読むのは大好きで、アルベール・コーエンやモーパッサンなどが特に好きね。でも他にもたくさんいるわ。素晴らしい本がたくさんあるもの。私は文学やユーモアがとても好きなの。そして、私は日本も大好きよ。スシも大好き(笑)。
レア:ブノワと仕事をするのは、とてもおもしろかったわ。彼はとても女優というものを愛していて、女優に敬意を払う人なの。そしてまた、映画について確固たる考えを持っているの。これは珍しいことよ。フランスで彼のように造詣の深い監督は、残念ながらもうあまり残っていないでしょうね。ブノワは、女性と映画を愛する人よ。
レア:私は大人になりきれていない、子供に近い感覚を持っていて、それを見せられるというところではないかしら。
レア:マリー・アントワネットの話を真正面から描いた作品は色々とあるけれど、宮殿内部の話や王妃の生活が描かれているのがおもしろいと思うわ。使用人たちの暮らしが描かれているのも魅力なんです。
レア:学校を卒業して何をしようかなと思っていた時に、ある俳優に恋をしたの。彼の出ている色んな舞台を見に行ったんだけど、その度に「あれ、君の名前はなんだったっけ?」って言われていたの。だから、誰もが知っているような有名人になろうと思ったのよ(笑)。
レア:祖父はプロデューサーで女優とは全く違うし、住んでいる家も同じではなかったから、あまり影響は受けていないと思うわ。もちろん映画がいつもまわりにある環境ではあったけれどね。
レア:チャップリンの映画と、『風とともに去りぬ』が好き。
レア:憧れているのはマイケル・ジャクソン!大好きなの!彼が亡くなったときはとっても悲しかったわ。好きな女優は、カトリーヌ・ドヌーブよ。とてもエレガントよね。
レア:レオナルド:ディカプリオはすっごくかっこよかったわ!トム・クルーズはとても優しかったのが印象的だったわ。
レア:モデルとなるような人はいません。でも、色々な役を演じられる女優になりたいわ。作品ごとで全く異なった役柄になれるカメレオン女優に。そのためには確固たる自分を持っていないと難しいことだと思うわ。
レア:個人的には結婚して子供を産みたいわ。まずは夫探しから始めなきゃいけないけど(笑)。
2012年12月15日全国公開
監督・脚本: ブノワ・ジャコー
出演:レア・セドゥ/ダイアン・クルーガー/ヴィルジニー・ルドワイヤン
配給:ギャガ
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のレア・セドゥ主演。未だその魅力が色あせないフランス王妃マリー・アントワネットについての様々な伝説が伝えられてきたが、本作では”朗読少女”マリー・アントワネットと朗読係シドニーの物語が描かれている。
©2012 GMT PRODUCTIONS - LES FILMS DU LENDEMAIN - MORENA FILMS - FRANCE 3 CINEMA - EURO MEDIA FRANCE - INVEST IMAGE
2012.12.13