TOP > 映画界で働く女TOP > 女優FILE TOP > HERE
『キャンプ』『トワイライト』シリーズ『スリル 少女たちの危険なアクセス』『マイレージ、マイライフ』『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』『50/50 フィフティ・フィフティ』『恋愛だけじゃダメかしら?』『エンド・オブ・ウォッチ』『ランナウェイ/逃亡者』など。
声の出演:『パラノーマン ブライス・ホローの謎』
1985年アメリカ、メイン州ポートランド生まれ。1998年、ブロードウェイミュージカル『High Society』でデビューし、史上3番目の若さでトニー賞にノミネートされた。2003年『キャンプ』で映画デビューし、インディペンデント・スピリット・アワード新人賞候補となる。2008年から『トワイライト』シリーズに出演し、『マイレージ、マイライフ』ではアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、ナショナル・ボード・オブ・レビューでは最優秀助演女優賞、MTVムービーアワードでは最優秀新人賞に輝いた。その後も『50/50 フィフティ・フィフティ』『恋愛だけじゃダメかしら?』『エンド・オブ・ウォッチ』『ランナウェイ/逃亡者』などに出演し、コミカルな役からシリアスな役まで幅広い役柄を演じている。
ツイートアナ:以前LCDサウンドシステム(ニューヨークのダンスパンクバンド)のミュージックビデオでデヴィッド・エアー監督と一緒に仕事をしたことがあったの。そのときにもしまたチャンスがあってまた監督と仕事ができたら最高だなと思っていたわ。その後今回のお話を頂くことができて、脚本を読んだら完璧に釘付けになってしまったの。それからすぐにエージェントに電話をして脚本の素晴らしさを伝えたわ。供え物みたいな役は好きじゃなかったし、妻や恋人役に今まではそんなに興味がなかったけどこの映画ではそれほど出番がないにも関わらず、映画全体を通して女性キャラクターの存在感がとても大きいのよ。
アナ:賢いけど物ごとを頭で考えようとし過ぎるところがあって、人と関わる方法を知らない女性だと思う。社交性があるように装うことはできるけど、それでは人と深いレベルで繋がり合うことはできない。彼女はブライアン(ジェイク・ギレンホール)にも似たようなものを感じていると思ったわ。でも警官と付き合うことが何を意味するのかを彼女はわかっていない。彼を新しい恋人にするなら彼の仕事が彼の一部であることを受け入れる必要があるの。
アナ:出演シーンが少なかったことでもっと全体的にそのキャラクターの存在感が与えられると思ったわ。その気持ちを表現することで、物語全体にもっと調和のとれた世界観を作り出すことができたと思うの。それにこの作品は男性が主体だけど、男性陣が本当に女性に対して敬意を払ってくれていたと感じたわ。
アナ:おもしろいことに彼はとてもストイックな人で、最初はすごく威圧感があったの。それから自分の仕事をきちんと全うする人ね。だから彼がやりたいことに対して相手が彼と同じくらい全身全霊を注いでいることがわかれば、彼は手の内をちゃんと見せてくれるわ。
アナ:私の出番は限られていたから、キャラクターがどんな人物なのか、彼女のバックグラウンドはどんなものか、その基盤作りについてたくさん話し合ったわ。彼女はアイルランド系の大家族出身なんだけど、家族のなかでは場違いな感情を抱いているの。そういう背景を持つジャネットの心がブライアンの壊れた心と重なってお互いを必要としているの。
アナ:リハーサルの期間に監督がステキなデートシーンを書いていて、そのシーンを数時間リハーサルをしたけど、結局そのまま本番の撮影はしなかったの。
それから本番用の撮影が実際に始まって、私がセットに入った初日にブライアンとジャネットがすでに付き合っていてブライアンの友人に紹介されるシーンを撮影したんだけど、私たちはリハーサルでデートシーンをたくさんやっていたので、本当に彼の友だちに初めて会うという気分になれたわ。それにジェイクも自分の新しい恋人を友だちに紹介するときに、彼女を守ろうとする態度が表れていてすごく良かったわ。撮影にないところをリハーサルできたことで、今回のようなおもしろい連鎖反応が生まれたの。どの映画でもこういうリハーサルができればいいのにと思ったわ。
アナ:警察官が毎日直面していることに対しての認識を新たにしたわ。でもこの映画が警察の仕事をしている人たちを美化しているとは思いません。主人公の2人は素晴らしい人たちだけど、彼らだっていつも正しいことだけをやっているとは限らない。それにこの作品のなかでは退職を心待ちにするキャラクターも、間違った理由からそこにいる人々も描かれている。あらゆる階層の人々のなかに善と悪があるし、この映画はそれを描いているのよ。
アナ:そこまで自分が強くいられるかどうかは分からないし、普通の仕事でも心配になるから、警察の人と付き合って彼らが遅い時間に家に戻ってくるような経験は想像することができないわ。
2013年8月17日より全国公開
監督: デヴィット・エアー
出演:ジェイク・ギレンホール/マイケル・ぺーニャ/アナ・ケンドリック
配給:プレシディオ
公式サイト 映画批評&デート向き映画判定 予告編
警察官は1日の終わりに業務日誌を記録することが義務付けられている。その日誌の最後に“EOW(勤務時間終了)”の3文字と時間を記入する。そしてもう1つの“EOW(殉職)”は警察内の隠語となっている。本作はロス市警のパトロール警官たちの常に死と隣り合わせ任務と熱い友情を描いたポリスアクションムービーとなっている。
©2012 SOLE PRODUCTIONS, LLC AND HEDGE FUND FILM PARTNERS, LLC ALL RIGHTS RESERVED
2013.8.16