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『アサシン クリード』
2017年7月5日よりブルーレイ、DVD発売&レンタル開始、6月7日より先行デジタル配信中
2017年6月2日部活実施 TSトーキョー社内にて鑑賞会&座談会
公式サイト&ご購入はこちら 作品詳細 映画批評&デート向き映画判定
記憶をなくした死刑囚が、遺伝子操作によってDNAに眠る祖先の“記憶”を呼び起こされ、特殊な装置で現在と過去を行き来しながら、伝説のアサシンとしての能力に目覚めていく…。全世界売上1億本超の大ヒットゲームを実写映画化した、マイケル・ファスベンダー主演のアクション・アドベンチャー『アサシン クリード』 のブルーレイ&DVD発売を記念して、トーキョー女子映画部では鑑賞会&座談会を実施しました!女子達が語る本作の見どころとマイケル・ファスベンダーの魅力とは?
マイソン:本作を観る前は、どういったところに興味を惹かれましたか?また、実際に観てどんな感想をもちましたか?
Aさん:私は原作ゲームのプレイヤーです。ビジュアルを重視したゲームで、実写映画化が発表されたときは、どこまで世界観を再現できるのかが気になりましたけど、かなり忠実に描かれていたと思います。そして、やっぱりマイケル・ファスベンダーはコスチュームものが似合いますね!
マイソン:原作ゲームのファンとして、実写映画化されると聞いたときは率直にどう思われましたか?
Aさん:最初は少し不安でした(笑)。だって、ゲームはマルチエンディングでプレイヤーの選択によってストーリーが変わっていくけど、映画ではそういう描き方ができない分、ストーリーに縛りができると思ったんです。でも、懸念した部分もきれいにまとまっていたと思います!
Bさん:私は劇場公開時にもこの作品を観ていて、今日は2度目の鑑賞です。私自身はプレイヤーではないですが、周りに原作ゲームのファンがたくさんいて、やはり実写映画化が決まったときは全員、「大丈夫かな?」っていう反応でしたね(笑)。でも、その人達が実写映画を観て「良かった!」って言っていたので観に行きました。個人的にはゲームの内容を知らなくても世界観に入っていけましたし、生き残った3人のアサシンが白人、カラード(有色人種)、アジア人という設定も今の作品っぽいなと思いました。
Cさん:私は事前知識を入れずに観賞したんですけど、物語の設定や世界観から、観ていて「もしかして、ゲームが原作かな?」と思いました。個人的にはもう少しストーリーの詳細や人物の背景に説明が欲しかったな。でも映像が素晴らしくて、特にバードアイで地上の風景を俯瞰するシーンがキレイでした。衣装にも凝っていたし、エンドクレジットの長さには驚いたけど(笑)、あれだけ多くのスタッフが技術を結集させたと思うと、リスペクトですよね。
Dさん:私もゲームが原作と知らずに観ました。正直言うと序盤は世界観がよく理解できなくて、感情移入するまで少し時間がかかったのですが、ストーリーが進むに連れてどんどん引き込まれていきました。
マイソン:一番印象に残ったシーンはどこですか?
Eさん:全体的に映像がキレイでした。宙にダイブするシーンがいろいろなカタチで表現されていて、自分の体がふわっと浮き上がるような浮遊感を楽しめました。
Fさん:私もダイブするシーンが印象に残りました。高低差とか空間感覚がリアルに伝わってきました。アクションシーンも緩急があって見応えがあったし、ルネッサンス期のスペインの風景や建築もキレイ!
Gさん:私も俯瞰の映像が気持ちよかったし、過去と現代がリンクするシーンの表現もおもしろいと思いました。
Hさん:私は、おもしろかったというよりも、将来的に自分が死刑囚になって、あんな機械で遺伝子操作されたらとリアルに想像して怖かったな(笑)。
Aさん:パルクールやアクションシーンは観ていて気持ち良かったし、武器の使い方がすごくカッコよかった!続編があるのか気になるところですが、ファスベンダーはこの作品を撮り終えたら俳優を休業すると宣言していたし、どうなるのか知りたいです。
Cさん:過去のシーンで、仲間の女性が殺されそうになったときにカラム・リンチが一瞬ためらった表情をするんですね。それまで、自分達の命は教団の為に捧げるっていう強い意志でどんどん人を殺してきたのに。その一瞬の表情に彼の狼狽が伝わってきて、この演技はすごいなと思ったし、自分ならどうするだろうって感情移入できました。あのシーンはすごく良かったな。
Bさん:昔のシーンはセピア色がかっていて、現代のシーンは青みがかっていて、過去と現代を行ったり来たりしていても、視覚的にわかりやすいのが良かったです。あとは、やはり衣装!背が高くてガタイの良い人がマントやフードをひらひらさせながら戦うのってずるいですよね!絶対にカッコいいですもん!
Iさん:時間軸の幅や、高低差という空間の幅、いろいろな方向に物語の奥行きを感じられるのがおもしろいですよね。ダイブするシーンは、着地シーンまでは描かないから恐怖感もなくて、浮遊感だけを感じられて良かったです。現代で機械に繋がれて戦っている姿と、過去で戦っている姿がシンクロするのは映画ならではの映像表現だなと思いました。
マイソン:来日取材時にマイケル・ファスベンダーが言っていたんですけど、原作ゲームではイスに座っているだけで動きがないので、映画的にああいう描写にしたそうですよ。
マイソン:ストーリーについてはどうですか?
Fさん:どちらが善か悪かっていう区別が曖昧で、ちょっとわかり辛く感じました。とりあえず主人公がいるからアサシン教団が善なのかな?という感じで観ていましたけど…。
マイソン:私自身が感じる本作のおもしろさは、“人間としての自由は奪うけれど、その結果、危ないことをする人もいなくなって平和な世界になる”という価値観と、“暴力はなくならないけど、自由意志が守られる”という一見矛盾する両極端な価値観で、2つの組織がそれぞれに世界を守ろうとしているというところだと思うんです。
Bさん:プレイヤー自身の目線で善悪が変わるところが、ゲーム的なのかも知れませんね。
マイソン:曖昧だからこそおもしろいのかなと思いました。どっちもどっちだと思うところを深掘りしていていくことで、観ている側もどちらかに感情移入していくと思います。
一同:なるほど〜。
続きを読む>>>>> 1 2:マイケル・ファスベンダーのコスプレが似合う体型と表情にドキドキ!
『アサシン クリード』
2017年7月5日よりブルーレイ、DVD発売&レンタル開始
6月7日より先行デジタル配信中
監督:ジャスティン・カーゼル
出演:マイケル・ファスベンダー/マリオン・コティヤール/ジェレミー・アイアンズ/ブレンダン・グリーソン
販売・発売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
公式サイト&ご購入はこちら 映画批評&デート向き映画判定
死刑囚のカラム・リンチは、遺伝子操作(アニムス)の実験体となり、DNAに眠る祖先の「記憶」にダイブさせられる。そこで彼は、祖先がルネサンス期のスペインでテンプル騎士団に立ち向かうアサシン教団に属していたと知るが、同時に禁じられた秘宝“エデンの果実”のありかを巡る闘いに、身を投じることになる…。
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