このコーナーではホラーもいけるぞという女子に向けて、おすすめの作品をご紹介します。
■死霊のはらわた(リメイク版)
■死霊のはらわた(オリジナル版)
■貞子3D2
■リング
■パニック・マーケット
■呪怨
■戦慄迷宮3D
■ブレア・ウィッチ・プロジェクト
■パラノーマル・アクティビティ
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オリジナル版の監督サム・ライミや製作のロブ・タパート、アッシュ役ブルース・キャンベルが、自らの手で蘇らせたのがこのリメイク版。YouTubeにアップした短編映画『Ataque de Panique(パニック・アタック!)』でハリウッドスタジオの目に留まった期待の新星フェデ・アルバレスが監督を務めています。オリジナル版のスピリットは受け継ぎつつ、空から降る血の雨の量は25000リットルにボリュームアップ!
2013年10月9日リリース(レンタル同時)DVD¥3,990(税込)
劇場公開時R-18
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督●フェデ・アルバレス
出演●ジェーン・レヴィ/シャイロー・フェルナンデス/ジェシカ・ルーカス/ルー・テイラー・プッチ/エリザベス・ブラックモア/フェニックス・コノリー
公式サイト 映画批評
© 2013 Evil Dead, LLC. All Rights Reserved.
『スパイダーマン』シリーズなど数々の大ヒット映画を世に送り出してきたサム・ライミ監督の原点となる本作(長編デビュー作)は、1981年に公開されスプラッター・ホラーのブームを作ったと言われています。公開当時あまりの怖さに劇場では笑いが起こってしまうほどだったそうで、劇場映画に新しい風を呼び込びました。他にも映画史に残る名作ホラーは数あれど、今もなおホラーの金字塔として語り継がれています。
好評発売&レンタル中(下記はセル用オリジナル版ジャケットです)
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督●フェデ・アルバレス
出演●ジェーン・レヴィ/シャイロー・フェルナンデス/ジェシカ・ルーカス/ルー・テイラー・プッチ/エリザベス・ブラックモア/フェニックス・コノリー
© 1981 Renaissance Pictures, Ltd. All Rights Reserved.
死霊のはらわた オリジナル&リメイク "死霊" パック(初回生産限定) [Blu-ray]
もはや“貞子”はホラーの代名詞ですよね。この名前を聞いただけで内容を言わなくても大体伝わるのがすごいです。『リング』『らせん』と続き、そのあとも関連作が多数作られてきましたが、今作はなんとスマホを使ったスマ4Dバージョンでの上映もあり。呪いのビデオもVHSから始まり、今ではネット上の動画という設定で、時代に合わせて貞子の“成長”も伺えます(笑)。スマ4Dの仕掛けでは観客が映画のなかの世界観をよりリアルに味わえるようになっていて、とても良くできています。劇場でスマホを起動するなんで前代未聞ですが、ちゃんとマナーを守って鑑賞できるような設定も考えられていることにとても感心しました。実施していない劇場もありますが、可能な方はぜひスマ4Dバージョンでご覧ください!
2013年8月30日全国公開
角川書店
監督●英勉
出演●瀧本美織/瀬戸康史/大沢逸美 平澤宏々路 大西武志/石原さとみ(特別出演)/山本裕典/田山涼成
公式サイト 映画批評&デート向き映画判定
第29回部活リポート:DVDでスマ4D体験
©2013『貞子3D2』製作委員会
1998年に劇場公開された、鈴木光司原作「リング」の映画化作品で、社会現象を巻き起こした大ヒットホラーです。♪く〜る〜、きっとくる〜♪のフレーズでお馴染みのテーマソングは本作を観たことがない人でも知っているほど認知度が高いですよね。観た者は1週間以内に殺されるという呪いのビデオと、テレビ画面から出てくる貞子は日本中を震撼させました。ハリウッドでもゴア・ヴァービンスキー監督、ナオミ・ワッツ主演でリメイクされましたが、呪いという概念が欧米ではわかりづらいのか、少し設定は違っています。
好評発売&レンタル中(右記はセル用ジャケットです)
角川映画
監督●中田秀夫
出演●松嶋菜々子/真田広之/中谷美紀
本作はオーストラリア出身の人気俳優が総出演していますが、オーストラリアで公開される映画の国内興行シェアの約80%以上を米国映画に独占されていることを受けて、国内映画を盛り上げようという動きのなか製作されました。2007年にオーストラリアは中国、シンガポール政府と共同製作協定を結び、本作はオーストラリア映画界とシンガポール映画界ががっちり手を組んで製作した初の3D映画作品です。
それにしてもなぜこの流れで作った映画が、鮫が出てくるパニック映画なのかが疑問です(笑)。でもエンターテイメント性を重視して題材を選んだんでしょうね。中国では第1週目で『アバター』の興行を越え、リピーターも続出とのことなので戦略は間違っていなかったということなのでしょうか。肝心なオーストラリアではどうだったのかは不明です(笑)が、所詮スーパーマーケットのなかの話でしょと舐めてたらビックリさせられるシーンがあるので心して観ましょう。
2013年8月24日全国公開
「パニック・マーケット3D」パートナーズ
監督●キンブル・レンドール
出演●ゼイヴィア・サミュエル/シャーニ・ヴィンソン/フィービー・トンキン/マーティン・サックス/アリス・パーキンソン/ジュリアン・マクマホン
公式サイト 映画批評&デート向き映画判定
©2011 Bait Holdings Pty Limited, Screen Australia, Screen Queensland Pty Limited, Media Development Authority of Singapore, Blackmagic Design Films Pte Ltd.
『呪怨』
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『戦慄迷宮3D』
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『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』
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『パラノーマル・アクティビティ』
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怖いを通り越すと笑ってしまったり、一見怖いように思えるけれど冷静に考えると相当滑稽で笑えたり、ホラーを観て笑う人の心境がだんだんとわかってくるとホラー映画の楽しみ方も広がります。スティーブン・スピルバーグやサム・ライミなどスリラー、ホラー映画からスタートして今では超大作を撮るようになった監督はたくさんいます。好きな監督の過去作を観てみるのも楽しいですよ。
2013.8.30 TEXT by Myson