2017年2月22日ブルーレイ&DVD発売&レンタル開始
2月8日先行デジタル配信開始
20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
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本作は、『アメリカン・ハッスル』『世界にひとつのプレイブック』のデヴィッド・O・ラッセル監督作、ジェニファー・ローレンス、ブラッドリー・クーパー、ロバート・デ・ニーロなど豪華キャストが共演、貧乏でシングルマザーというどん底からアイデア一つで億万長者になった女性の実話を映画化したもの。サクセス・ストーリーですが、主人公ジョイの成功までの道のりは本当に長く、苦労の連続で、途中「こんなに辛いのに、まだ頑張れるの(泣)?」と思うほどでしたが、これこそまさに現実。ジョイの頑張りが実話だと知っているからこそ、自分にもこんな底力があるのかも知れないという可能性も感じることができました。 最初にジェニファー・ローレンスが登場したときは、格好もヘアスタイルもいかにも“疲れた主婦”という感じで、本当に彼女が元からそんな雰囲気なのかと思うほどで(実際には違うと思いますが・笑)、そのなりきり具合にやっぱりすごい女優だと思いました。そして、私が一番嬉しかったのは、ブラッドリー・クーパーの登場シーン。今回もカッコ良かったです!ジェニファー・ローレンスとは何度か共演していて、恋人役を演じたこともありますが、今回この2人は、また違った関係性を築いていくキャラクターを演じているので、その辺りにも注目です。 ジョイのような女性に同性ならきっと憧れor共感しながら観られますよ。成功したい方にももちろんオススメですが、ちょっと自分に気合いを入れたいときに観たら、気持ちを引き締めることができそうです。 |
恋愛要素はないので、ロマンチックな雰囲気にはなりませんが、本作を機にお互いの仕事や家庭に対する考えを話し合うことができると思います。また、彼氏や旦那さんに、もっと出世して欲しいとか、頑張って欲しいと思う方は、さまざまな壁を乗り越えて頑張るジョイの姿を観てもらって、やる気をアップさせるのもありかも知れません(笑)。女性でジョイのように成功願望ややりたいことがある場合は、鑑賞後に自分にもこんな夢があると話すと、より相手の理解が高まる気がします。 |
“ビジネスで成功!”と考えると、キッズにはまだ遠い未来の話のように思うかも知れませんが、ジョイの場合、幼少期から得意だったことを活かしてビジネスを始めています。今はまだピンと来なくても、自分の興味関心があることはこれから大人になるまでもぜひ忘れずにいてください。いつか大人になったときに、思わぬところで才能が開花するなんてこともあるかも知れませんよ。ティーンは、社会勉強の一貫として観ましょう。今は就職活動をして企業に入社するという流れが一般的ですが、ジョイのように自分のアイデア一つでビジネスを始めたって良いんです。それには当然周囲の理解や協力も必要だと思いますが、その説得の仕方や、気持ちの奮い立たせ方はぜひ本作を参考にしてください。 |
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2017.2.7 TEXT by Shamy