2011年10月7日より全国公開
20世紀フォックス映画
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すごくおもしろかったです!なぜ、猿の惑星が“あんな状態”になってしまったのかも納得がいきました。人間のエゴから始まったんだろうということは想像してましたが、もともとの猿と人間の立ち位置みたいなものは、自分が想像しているのと違っていて、意外でした。ラストのエンドロールまで使って、本作の結末を表現していましたが、その辺りもうまいなと思いました。 知能が発達したがために予想していなかった苦悩を強いられるチンパンジーのシーザー。「自分は何者か」という彼の疑問も「確かにな〜」と思いました。普通にチンパンジーらしくも暮らせず、人間のようにも生きられないシーザーを観ていると切ない気持ちになりました。このいきさつを知り、発端となったシーザーの物語を知り、猿が人間を支配する世界になる理由が本作でわかった今、またオリジナルの『猿の惑星』を見返してみたくなりました。 SF映画という印象を持っている人もいるかもしれないですが、人間ドラマとして楽しめる作品ですので、ぜひまだシリーズ自体を観たことがない人にも観て欲しいですし、オリジナルも観てさらに楽しんで欲しいと思います。 |
オリジナルの『猿の惑星』を観たことがなくても、本作から楽しめます。自分はオリジナルを観たことがあって、相手は観たことがなくても、感想がそれぞれに違いそうで鑑賞後の会話が楽しめるのではないでしょうか。今回の舞台は現代で、どちらかというと人間ドラマとして描かれているので、あまりSF映画は観ない人でも抵抗なく観られると思います。本作を観たら、きっとオリジナル版も観たくなると思いますので、DVDで観ようと次のデートの約束もできて良いんじゃないでしょうか。もしくは先にDVDでオリジナルを一緒に観るという手もあります。これでデート2回は確実(笑)。ちなみに全部観ようとすると、2011年現在で6作ありますよ! |
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2011.9.18 TEXT by Myson