2017年10月13日より全国公開
20世紀フォックス映画
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オリジナル版を含め、シリーズ全作を観てきましたが、「こうして猿の惑星になってしまった」という真相が本作で明かされ、すべてが繋がったという意味では感慨深いものがありましたが、ストーリーとしては大変切ない気持ちになりました。人間の愚かさを、人間の進化と猿の進化の違いで表現した本シリーズが、映画史に残る名作である所以も感じます。そして、それをよりリアルに表現するための技術の進化も、猿達の表情がより細かく描写される様子や、迫力のあるアクションシーンから、ひしひしと感じます。パフォーマンス・キャプチャーを使った演技の第一人者アンディ・サーキスを始め、今作で登場するコミカルなキャラクター、バッド・エイプを演じたスティーヴ・ザーンなど、役者達の技術の高さにも感動しました。テーマの深さはもちろん、映画技術の進化も実感させられる本作は、ぜひ前シリーズとともに観て欲しいと思います。 |
猿と人間の激しい戦いを描いており、ロマンチックな要素はありませんが、アクションは見応えがあり、テーマも深いので、友達以上恋人未満の人や、初デートでは逆に観やすいのではないでしょうか。シリーズの続編ということで、前作の流れを多少知っておいたほうが良いので、一緒に復習してから観ると、デートの回数も増えますよ。 |
人間の愚かさを描きつつ、猿達の姿を通して、人間が忘れてしまった大切な事を示すストーリーは、ぜひキッズやティーンの皆さんにも観て欲しいです。動物が出てくるとはいえ、子ども向けではありませんが、楽しいシーンもちらほら出てきます。テーマは深いですが、ストーリーはシンプルなので、小学校高学年以上なら充分に理解できると思います。 |
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2017.10.4 TEXT by Myson