2017年6月1日より全国公開/R-15+
20世紀フォックス映画
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なんといっても今回で、ヒュー・ジャックマンがウルヴァリン役を演じるのが最後(泣)!さらにチャールズ・エグゼビア役を演じてきたパトリック・スチュワートも本作で“X-MEN”シリーズからの引退を表明していて、長年本シリーズで活躍してきた2人にどんな結末が待ち受けているのか、ドキドキしながら鑑賞しました。 今回は、“X-MEN”の最強の男としてではなく、1人の人間としてのローガンに焦点を当てた物語となっています。だからこそこのタイトルなのも納得です。 また本作のローガンは、長年の戦いを経て治癒能力が失われつつある状態で、戦っていても常にボロボロの状態で、「いつもならこんな敵一撃なのに」とちょっと悔しくなる場面もありました。でも、超人的なパワーが失われているからこそ、いつも以上にローガンの人間らしさが浮き彫りになっていて、シリーズ史上一番ローガンに感情移入できたように思います。 “X-MEN”シリーズというと、たくさんのキャラクターがいて、何作も出ていて、本作からは観られないと思う方もいるかも知れませんが、本作は1話完結型となっているので、誰でも問題なく観られます。もちろんローガンの背景を知っていたらより楽しめる点もあるので、敢えて本作から観て、遡って過去作を観るのもアリだと思います。とにかく、ヒュー・ジャックマンのウルヴァリンとしての最後の姿はぜひ観届けましょう。 |
本作は戦うシーンの描写が少々激しいので、血や殺人シーンが苦手な相手の場合は、事前にアナウンスしてあげることをオススメします。“X-MEN”シリーズをずっと楽しんできたカップルになら、ぜひ本作も一緒に観て欲しいです。また、本作はどちらかがシリーズを観ていなくても問題なく付いていける内容となっているので、デートでもOKです。これを機にぜひ一緒に“X-MEN”シリーズの一気観なんていかがでしょう? |
R-15+となっているので、キッズは15歳になってから観ましょう。今までのシリーズを観てきたティーンは、いつもの“X-MEN”や“ウルヴァリン”シリーズとは違う展開に驚くかも知れませんが、また一味違った本作を素直に受け入れて、ローガンの勇姿を最後までご覧ください。また、不器用なローガンと、同じく辛い境遇を抱える少女の関係にもどかしさを感じる場面もあるので、もし皆さんの周りにこんな人達(超人的なパワーは抜きにして・笑)がいたらどうするのか、考えながら観てみるのも良いと思います。 |
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2017.5.9 TEXT by Shamy