自分自身が壊れてしまったな、調子がおかしいな、スッキリしないなと思ったら、修理が必要です。でも、修理の仕方や、直ったあとの自分がどんな風に変化するかはそれぞれであり、正解は自分が決めるのです。今回は[自分を修理]した主人公が登場する映画をご紹介しましょう。
ツイートローマ法王の休日
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<メルヴィルの修理法> |
●とりあえず、問題になっている場所から一旦離れてみる。 ●自分が好きだったことを振り返る。それに触れてみる。 ●周りに急かされたり、周囲に迷惑がかかっているのはわかっていても、自分の心が整理されるまでは、結論を出さない。 ●自分に正直になる。 |
きっと ここが帰る場所
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<シャイアンの修理法> |
●自分のルーツとなる父について知る旅に出る。 ●自分が知らない世界、人に触れてみる。 ●いつも頼りっきりの妻に頼らず、自分の意志で旅を続ける。 ●帰ってきたときに感じた自分のなかの変化に素直に従って、新しい自分になってみる。 |
それでも、愛してる
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<ウォルターの修理法> |
●自分のことがわからなくなったので、ビーバーのぬいぐるみを通して自分を表現してみる。 ●受け入れてもらえるかはわからないが、家族や会社など周囲の人に自分独自の方法を受け入れてもらうよう頼む。 ●最後は自分自身で問題に立ち向かわなければいけないと決意する。 |
屋根裏部屋のマリアたち
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<ジャンの修理法> |
●今まであまり接することのなかった人と、深く関わってみる。 ●身分の違いなんて関係なく、一緒に楽しめる仲間を大切にする。 ●人のためになることで自分ができることは惜しまずやる。 ●思うままに生きる決意をする。 |
まあ、映画なのでちょっと荒療治もありますが、どんな立場でも、どんな環境でも、もっと幸せになりたいと思ったり、何か物足りないと思ったり、人はときに立ち止まって、自分の人生を補正するのが必要です。そんなとき、映画は参考になりますよ。このテーマは今後もまた特集しますのでお楽しみに。
2012.7.9 TEXT by Myson