女子を元気にさせてくれるのは、家族、友達、同僚、恋人…とさまざまですが、あなたが望むときにすぐに“会える”のは、作品のなかのイイ男ですよね。ちょっと疲れたら素敵な男子の姿を見て元気をもらいましょう。
と言っても、イイ男の定義は皆さんさまざまだと思いますので、“味のある男”表現で、誰かのツボにはまる“イイ男”を見つけて、ご紹介していきたいと思います。
TOP > イイ男SelectionTOP > マ行 > HERE
このコーナーでは、トーキョー女子映画部独自の好みで選んだイイ男で、若手や遅咲き・返り咲き、日本では映画ファン以外には知名度がまだ低い…など、ぜひ注目して欲しいイイ男をご紹介します。
『華氏119』 | 『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』 | |
©2018 Midwestern Films LLC 2018 | ©2015, NORTH END PRODUCTIONS |
1954年4月23日アメリカ、ミシガン州フリント生まれ。デイヴィソン高校在学中は、教育委員会の選挙に出馬し、18歳という史上最年少の若さで当選。その後ミシガン大学フリント校に進むが中退し、22歳で新聞“フリント・ポイス”を創刊。1989年に、自身で監督、製作、脚本、出演を兼ねた映画『ロジャー&ミー』でデビューし、スマッシュヒットを記録(この頃からアポなし突撃取材を敢行)。1994年のTVシリーズ“TVNation(原題)”でエミー賞を受賞。その後もさまざまな作品を製作し、2002年の『ボウリング・フォー・コロンバイン』でアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞。2004年の『華氏911』は、カンヌ国際映画祭パルムドールに輝いた。そのほか監督作に、アメリカの医療問題に切り込んだ『シッコ』や、リーマンショック後の資本主義の在り方に迫る『キャピタリズム〜マネーは踊る』などがある。
また、ベストセラー・ノンフィクション作家という一面も持ち、“アホでマヌケなアメリカ白人”や、“おいブッシュ、世界を返せ!”などを執筆。ミシガン州の“トラバース・シティ映画祭”の発起人も務めており、映画館“the State Theatre”と“Bijou by the Bay”を運営している。
出演作 |
(※すべて兼監督)『ロジャー&ミー』『ザ・ビッグ・ワン』『ボウリング・フォー・コロンバイン』『華氏911』『シッコ』『キャピタリズム〜マネーは踊る』『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』『華氏119』など 出演のみ:『マイケル・ムーア in アホでマヌケな大統領選』など |
イイ男ポイント
名監督であり、名インタビュアーであるマイケル・ムーアですが、真相に迫るべく恐れ知らずの取材を行う姿そのものがエンタテインメントですよね。問題を起こしている対象をただ糾弾するだけではなく、周囲で静観しているだけに留まっているであろう観客にも映画を通して問題提起しており、その努力がそのまま映画のおもしろさに繋がっていると思います。彼の作品が、ドキュメンタリー映画の地位の向上に貢献しているのは間違いないでしょう。
Recommended by Myson
関連記事:
■映画で学ぶお金のこと あなたは罠に気付けるか?
■映画で学ぶお金のこと1
2016/5/17UP 2018/10/22更新