■男子映画部特集一覧
■正式部員女子が推薦!男子に観て欲しい女心がわかる映画
ラインナップ
■男子高校生の日常
■銀の匙 Silver Spoon
■あの頃、君を追いかけた
■クローズEXPLODE(エクスプロ―ド)
■L?DK
■パズル
TOP > 男子映画部TOP > 男子映画部特集一覧 > HERE
愛すべき男子高校生という生き物
子どもと大人の狭間にいる高校生という時期は、男女ともに特別な時期と言えるでしょう。同じ男子高校生でもタイプはいろいろ。今回はそんな男子高校生が主人公の映画をご紹介します。
ツイート伸びしろたっぷり、フツー男子
『男子高校生の日常』
2014年3月19日DVDリリース
映画批評/デート向き映画判定
男子校に通う仲良し3人組が主人公。文化祭を女子校と合同で行うことになり、舞い上がりすぎる男子たち。おませな女子の対応に対し、まっすぐに不器用にぶつかる男子高校生たちは空回りしてしまいます。また、やり場のないエネルギーを発散する姿は、幼稚でおバカにも見えますが、これは男子高校生に限らず、大人の男性でもわりとこういった言動はいつまでも見受けられるなと思いました。良くも悪くも、この幼稚さがいかにも男子という感じです(笑)。■松居大悟監督インタビュー
男子高校生の日常 Blu-ray グダグダ・エディション
©2013 山内泰延/スクウェアエニックス・映画『男子高校生の日常』製作委員会
『銀の匙 Silver Spoon』
2014年3月7日より全国公開
映画批評/デート向き映画判定
進学校に行くのを断念し、酪農高校にやってきた主人公の八軒。経済動物という概念に抵抗のある彼は、子豚の飼育を志願して、何らかの答えを見つけようとします。そうやって不器用ながら全力で打ち込んでいたら、彼の生活がだんだんと楽しくなっていきます。女子に対する興味の芽生え、やっと心を開くことができる友だちとの交流、彼の生活がキラキラと輝いていくのですが、まさにこれは“高校デビュー”ですね(笑)。■市川知宏インタビュー
©2014映画「銀の匙 Silver Spoon」製作委員会 ©荒川弘/小学館
『あの頃、君を追いかけた』
2014年4月4日ブルーレイ&DVDリリース
映画批評/デート向き映画判定
仲間たちとバカなことばかりやって、「女子なんて興味ねえ」と言っていた主人公のコートン。そんな彼はあるとき先生から怒られたのをきっかけに、クラスで高嶺の花的存在の優等生女子をお目付役につけられます。2人は接するうちにお互いに好きになってくるのですが、やんちゃな男子が不器用にもストレートに愛をぶつけてくるのにはグッときてしまいます。高校生という世代独特の相思相愛なのになかなか進展しない恋愛展開に胸キュンです。■第30回部活リポート(3/31UP)
あの頃、君を追いかけた[Blu-ray]
©Sony Music Entertainment Taiwan Ltd.
気になるけど近づけないジャックナイフ男子
『クローズEXPLODE(エクスプロ―ド)』
2014年4月12日より全国公開
映画批評/デート向き映画判定
家庭の事情で施設で育った主人公の鏑木旋風雄は、鈴蘭高校に転入。喧嘩の強さは噂されつつも、本人は勢力争いに興味なし。でも、それでは他の生徒は黙っていません。案の定、旋風雄も鈴蘭高校の“やり方”を受けることになるのですが…。学校では威勢が良い学生たちもそれぞれに問題を抱え、奮闘しています。「なぜそんなに喧嘩がしたいのか」と不思議に思ってしまいますが、エネルギーの発散の一つなんでしょうか。男子にしかわからない闘争本能が丸出しで興味深いです。
©2014高橋ヒロシ/「クローズEXPLODE」製作委員会
『L・DK』
2014年4月12日より全国公開
映画批評/デート向き映画判定
むちゃむちゃモテるけれど、女子に興味がなさそうな態度の柊聖。でもあることがきっかけで、同級生の女子、葵と同じ部屋に住むことに。葵にはちょっと興味があるような柊聖だが、つかみどころがありません。何か人に言えない秘密もあるようで、家族とも疎遠。彼が心配な葵ですが、彼の本心を聞こうとすると、彼が遠のいてしまうような恐怖に襲われます。高校生なのに大人びていて孤独感を漂わしている男子っていますよね。神秘的でいてイケメンだったら当然ながらモテます。でも恋愛対象となるとこういうタイプが一番大変。
©2014「L・DK」製作委員会 ※正式名称では「・」は中抜きのハートマークです。ここでは文字化けするため「・」にしています。
『パズル』
2014年3月8日より全国公開
映画批評/デート向き映画判定
どうにもならない社会に対するうっぷんというか、怒りをクレイジーな方法ではらそうとするとても危険な男子高校生。もう誰にも彼を止められません。近寄れないというか、近寄ってはいけない男子ですが、この年代独特のガラスの心を持つ少年です。
©2014「パズル」製作委員会
大人みたいに簡単に割り切れる術もまだなく、もがく彼らの姿は、何が起きてもドラマチック。現役学生の男子の皆さんも、今では懐かしいと振り返る世代の皆さんも、ぜひこれらの作品を観るときは「男子高校生」になりきって楽しんでください。
2014.3.17 TEXT by Myson