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『タイピスト!』
2014年3月19日リリース
(レンタル同時)
2013年12月19日実施
ポニーキャニオン社内にて
鑑賞会&座談会
映画批評&デート向き映画判定
デボラ・フランソワ(インタビュー)
今回の部活では『タイピスト!』を鑑賞しました!本作は田舎から出てきた主人公ローズがタイピングの大会で勝利するべく頑張るサクセスストーリーなのですが、ロマンスもありつつ、そしてなぜかスポ根ぽいところもある楽しい作品です。座談会では本作の感想から上司と部下の恋愛、女性の幸せについて話して頂きました!
※一部、ネタバレする箇所があります。
マイソン:では感想をお願いします。
MTさん:観ていてすごく華やかでしたし衣装の色使いがかわいくて、物語以外の細かいところまで楽しませてもらいました。あと音楽の使い方がすごく良かったです!
NJさん:私は始まった瞬間にまず「かわいい!」って思いました。全体的にはガールズムービーですが結構ガッツ系なのが良かったです。あとはルイ(ローズの上司)の様子を見ていて『マイ・フェア・レディ』とかぶるなと思いました。『マイ・フェア・レディ』は好きな作品なのでこの映画もすごく気に入りました。
AKさん:私は大学でフランス語を勉強しているのですがそのフランス人の先生を見て思うフランス人の特徴がまさにこの映画に表れているなって思いました。アメリカ人のことを嫌っているわけではないけどすごく敵対視しているのが丸見えなところとかもフランス人っぽかったです。
YSさん:私はある程度評判を聞いた上で観たのですが、本当に評判通りで爽快なサクセスエンターテインメントという感じがして、観ていてすごく気持ち良かったです。映画全体がカラフルですごくかわいくて、この作品が好きって言っていると“女の子”って感じがするなと思いました(笑)。
一同:それすごくわかります(笑)!
MMさん:1950年代って結構昔なのにこの映画を観ているとむしろ新しいなと感じました。ローズを通して一番感じたのは、女性の自立と幸せはどちらも欠けてはいけない大切なものだということです。私自身も好きな仕事をして両方を手にできたら良いなと思いました。
マイソン:ありがとうございます。皆さん本作を結構気に入って頂けたようですね!
マイソン:本作には上司と部下の恋愛が描かれていましたが、皆さんはこういうシチュエーションに共感できましたか?
MSさん:正直「実際はこんなに上手くいかないでしょ」と思うところもありました。でもやっぱり映画のなかに夢があってすごく良いですよね。途中ルイがどこまで勇気があるのかなと思っていたので後半の行動は想定外でした。
MMさん:普通女性が男性を支えるっていうパターンが多いと思うんですが、この映画では女性を男性が支えるパターンだったので、上手くいくのかなと少し心配していました。でもこの物語では2人の関係が上手く成り立っていて、理想的な関係だと思いました。
マイソン:そういう男性が女性を支えるという設定は、現代の女性と通じる部分でしたね。
YSさん:私は始め本当はルイの一目惚れだったんじゃないのかなと思いました。でもアスリート的にローズを育てたいという気持ちだけな気もして「本当は好きなの?どっちなの?」と一緒に翻弄されてしまいました(笑)。
マイソン:その辺りの描き方がお客さんとの駆け引きになっていて上手かったですよね〜。結構サバサバしているように見せつつも、男の人がちょっとムラムラしてしまいそうなシーンもありましたよね(笑)。
NJさん:私はローズにすごく共感できて、うるっときたシーンもありました。時代も時代なので自分が賭けの道具としてしか扱われていないんじゃないかなって当然思いますよね。そういうところに葛藤しているローズに「そうだよね!」って共感しました。あとは誕生日ですね。私はローズは悪くないと思います!ルイみたいなタイプが現実にいたら私は好きにならないですね。
一同:あはははは!
MTさん:男女でプレゼントのツボが違うんでしょうね。
マイソン:そうですよね。でも逆に男子のそういうイケてないところをツッコミながら観るのは楽しかったですよね!
一同:うんうん!
マイソン:今日は大学生の方が3名いらっしゃいますが学生さんから見て、自分がやりたいと思う仕事に就いたのにローズのように違う部分に期待されてしまう状況をどう思いますか?
NJさん:ローズはタイピング以外の仕事が全然できなくて正直そこはイライラするんですけど(笑)、一つでも人より飛び抜けているものがあるっていうのはほかのものを全て相殺してくれると思います。ローズを見ていたら私も自分自身を信じてみたくなりました。
MMさん:今は就職難で仕事に就くこと自体大変なので、住むところを用意してくれて、お金も物もあって、さらにトレーニングも付けてくれるっていう状況ほどありがたいことはないと思います。きっと就活生が観たらローズを羨ましいと思うんじゃないでしょうか。
マイソン:なるほど〜。では実際に働いている方々はローズのような状況をどう思いましたか?
MTさん:ルイのような上司がいたら仕事が楽しくなるのかなと思いました。今って部下をかばう上司があまりいないのでローズが羨ましかったです。もちろんこんな状況はあり得ないと思いながらも、映画だからこそやっぱり良いなと思いました。
MSさん:私はこの2人の関係が会社の上司と部下というよりもスポーツのコーチと選手みたいに見えました。あれだけ自分の良いところを伸ばしてくれる人がいるって羨ましいですよね。ローズの気持ちが落ちていたら押してくれるし、ときには身を引いてみたり、そういう押し引きがルイは上手いなと思いました。
マイソン:この作品を人にオススメするとしたらどんな人にオススメしますか?
MSさん:私は一歩前に進みたいと思っている人に観て欲しいです。この映画を観たらきっと気持ちが変わるよって言ってオススメします。
AKさん:まずは大学でフランス語の授業を一緒に受けている友だちにオススメしたいです。この映画は見どころがたくさんある分、人それぞれ感じることが違うので、今日の座談会みたいにみんなで話して意見を共有するっていうのもおもしろいと思います。一人で鑑賞するのも良いと思いますが、みんなでワイワイ話しながら観ると楽しいよってオススメしたいです。
NJさん:私は「色と音に注目して観て」ってオススメしたいです。タイピングしている音もすごく心地良くて、その音と音楽のかぶり方がすごく合っていたと思います。それに映画全体が絵として切って貼っておきたいくらいかわいいですし、とにかくその色彩を観ているだけで元気が出てくると思います。DVDを買ったらインテリア感覚でBGVとして流しておきたいですね〜。
MTさん:私は今までフランス映画ってずっと難しいというイメージがあったんですが、この作品はすごく良かったので普段フランス映画が苦手という方にも観て欲しいなと思います。
マイソン:フランス映画を観たことがない人が初めて観る映画としても良さそうですよね。
YSさん:昔の雰囲気を味わうタイプのフランス映画ではなく、『オーケストラ!』『アーティスト』など最近のフランス映画という感じの作品だったと思います。年齢は関係なく女子なら誰もが持っている“女の子”の部分に響くと思うので全ての女子にオススメしたいです。
…というわけで、今回もガールズトーク炸裂の座談会となりました!皆さんいろいろなポイントで本作を楽しんだようですが、紹介した以外にもローズのネイルがかわいいという意見や、フランス人と日本人って似ているなどの意見も出ていました。一見わかりやすいお話ですが、物語的にも視覚的にもたくさんポイントがありそれぞれ注目するところが変わってくるので、デートで観たり友だちと何人かで楽しく観ることをオススメします。主人公のローズが仕事に恋に奮闘しながら頑張る姿は、女子のハートをがっつりつかむこと間違いなしです。ぜひ観てみてください!
2014年3月19日リリース(レンタル同時)
(右記ジャケットはレンタル、右下展開図はセルのものです)
監督:レジス・ロワンサル
出演:ロマン・デュリス/デボラ・フランソワ
ポニーキャニオン
公式サイト 予告編 映画批評&デート向き映画判定
デボラ・フランソワ(インタビュー)
女性たちが自由を求めて社会進出しようとしていた1950年代のフランスで、女性たちの憧れbP職業は「秘書」。当時一大競技として〈タイプライター早打ち大会〉が行われており、そこで優勝すればスターも同然という扱いだった。そんな時代に都会に憧れ田舎から出てきたローズは、ある保険会社の秘書になるが、あまりの不器用さに即クビになってしまう。だが、唯一のタイピングの才能を見出されたローズは大会で勝つことを条件にセカンド・チャンスを得る…。
© 2012 – copyright : Les Productions du Trésor – France 3 Cinéma – France 2 Cinéma – Mars Films - Wild Bunch - Panache Productions – La Cie Cinématographique – RTBF (Télévision belge) © Photos - Jaïr Sfez.
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【キャンペーン対象作品】期間:2014年1月8日〜6月末
『偽りの人生』
1/8リリース
発売元:ブロードメディア・スタジオ
販売元:ポニーキャニオン
© 2012 Tomasol Films SA/Haddock Films SRL/Castafiore Films SL/Terz Filmproduktion
『クロワッサンで朝食を』
2/4リリース
発売元・販売元:ポニーキャニオン
© TS Productions - Amrion Ou - La Parti Production - 2012
『タイピスト!』
3/19リリース
発売元:ギャガ
販売元:ポニーキャニオン
© 2012 – copyright : Les Productions du Trésor – France 3 Cinéma – France 2 Cinéma – Mars Films - Wild Bunch - Panache Productions – La Cie Cinématographique – RTBF (Télévision belge) ©Photos - Jaïr Sfez.
『ムード・インディゴ〜うたかたの日々〜』
4/2リリース
発売元・販売元:ポニーキャニオン
©Brio Films - Studiocanal - France 2 Cinema All rights reserved
《今後のリリース》
『大統領の料理人』
発売元:ギャガ
販売元:ポニーキャニオン
Las Saveurs du Palais ©2012-Armoda Films-Vendome Production-Wild Bunch-France 2 Cinema
『カイロ・タイム〜異邦人〜』
発売元・販売元:ポニーキャニオン
©Foundry Films Inc, and Samaon Film All Rights Reserved.
『セイフ・へイヴン』
発売元・販売元:ポニーキャニオン
©2013 Safe Haven Productions,LLC All Rights Reserved
『ルノワール 陽だまりの裸婦』
発売元:コムストック・グループ
販売元:ポニーキャニオン
©2012 FIDELITE FILMS / WILD BUNCH / MARS FILMS / FRANCE 2 CINEMA
《劇場公開》
1/11公開 『ソウルガールズ』
2014年春公開 『バチカンで逢いましょう』
★映画美食宣言 公式サイト
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2013.12.19 event