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      『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』
    2018年2月14日より4K UHD/ブルーレイ&DVD発売、2月21日レンタル開始
1月10日より先行デジタル配信中
 
    2018年1月19日部活実施 TSトーキョー社内にて鑑賞会&座談会
      公式サイト 作品詳細 映画批評&デート向き映画判定
      「ついていきたい or ついていきたくないリーダーの特徴」アンケート結果/女子約310名が回答
      
      猿と人間の違いや共通点が描かれ、人間の愚かさがあぶり出されるストーリーが印象的な『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』。本作は、『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』『猿の惑星:新世紀(ライジング)』から続く第3作目。“猿の惑星”シリーズには、ほかにもさまざまな作品がありますが、今回は、本シリーズを観てきた方、観たことがない方の両方に集まって頂き、座談会を行いました!
    
マイソン:まず、感想を教えてください。
      
       Aさん:私はこのシリーズを観るのが今回初めてで、最初はなぜシーザー(アンディ・サーキス)だけ話せて、ほかの猿は話せないんだろうと気になりましたが、だんだん観入ってしまって、最後はとても感動しました。
Aさん:私はこのシリーズを観るのが今回初めてで、最初はなぜシーザー(アンディ・サーキス)だけ話せて、ほかの猿は話せないんだろうと気になりましたが、だんだん観入ってしまって、最後はとても感動しました。
  
      Bさん:今の社会問題を別の形で見せてもらった感覚で、すごく考えさせられました。世界で起こっている紛争などに対し、「間違っているんじゃないか」ということを気付かせようとしている映画だと感じました。 
Cさん:私はこのシリーズを全部観ています。今回は人間と猿の立場が逆転して、猿が人間のように、人間が猿みたいになっていってしまっているなと感じました。また、喋れない女の子ノバ(アミア・ミラー)が出てきましたが、あの子は猿とちゃんとコミュニケーションがとれていたので、今後猿の世界でも上手く生きていけそうな気がしました。 
      
      Dさん:私は今回このシリーズを初めて観たので、過去にいろいろなことがあって、シーザーが猿の頂点に立ったんだろうなと想像しながら観ました。人間が猿と争いつつ、さらにまた違う人間とも争うという状況に「人間は何やってんだろう?」と思いました。でもそれをまた映画として私達人間が観ているという状況も何か複雑ですよね。 
シャミ:本シリーズは今回が3作目で、シリーズを通してシーザーの一生を観たような感じでした。1作目のときは、人間にもっと感情移入して観ていましたが、2作目3作目と、どんどん猿に感情移入していったように思います。人間にとっては酷だし、考えさせられる部分もたくさんあって、そういうところがすごく上手く作られた作品ですよね。
マイソン:“猿の惑星”はシリーズがたくさんありますが、今回ご覧頂いた『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』の後にどうなったかというところに繋がるのが、第1作目の『猿の惑星』(1968年)なんです。そこまで観ると全部が繋がってスッキリとするので、ぜひほかのシリーズもご覧ください! 
      
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マイソン:本作では猿のリーダーであるシーザーと、人間のリーダーである大佐(ウディ・ハレルソン)が登場しましたが、皆さんの理想のリーダー像はどんな人ですか?
 Aさん:シーザーは自分のことより子ども達とか周りのことを考えて行動していたので、そういう人がリーダーだったら素敵だなと思いました。
Aさん:シーザーは自分のことより子ども達とか周りのことを考えて行動していたので、そういう人がリーダーだったら素敵だなと思いました。 
Eさん:私は、前作から出ているモーリスが好きなのですが、なだめ役というか温和な感じで、シーザーが突っ走ってもブレーキみたいな役割をしていて良かったです。
      
      シャミ:シーザーはリーダーとしてすごく好きですが、一瞬復讐のほうに感情が流れてしまった部分もありましたよね。仲間が頼りにしている存在で、リーダーだからこそ、そういうときも仲間のために行動しないといけないのはすごく難しいし、リーダーって本当に大変だなと思いました。
  
      Bさん:最近の世の中はリーダーが本当に突っ走ってしまって、何が目的になっているのかよくわからない印象があります。でもシーザーは皆が助かるためなら自分の犠牲は厭わないし、皆のことを常に気にかけているなと思いました。私としては、この作品をぜひ国のトップの人達に観て欲しいです。あまり変なことをやっていると、こういう世界になっちゃうよって。 
  
      Dさん:猿達が人間に労働を強いられたときに、シーザーが犠牲になって、そのリーダーの姿を観て、仲間達がシーザーを守るために自ら働くシーンがありましたよね。そうやってこの人についていきたいと思えるチームが作れるリーダーってすごく良いなと思いました。部下がいるからこそのリーダーですよね。
  
      一同:うんうん!    
マイソン:では本作のオススメポイントを教えてください。
      
       Eさん:シリーズで続けて観たほうがより楽しめそうですよね。それで最後に昔の1作目を観たらスッキリして良さそうです。
Eさん:シリーズで続けて観たほうがより楽しめそうですよね。それで最後に昔の1作目を観たらスッキリして良さそうです。 
Aさん:そこまで難しい内容ではないし、観ているうちにどんどんおもしろくなっていったので、世代問わずオススメしたいです。私はシリーズを観ていませんでしたが、楽しめました。若い世代の人達も、これを機にこれまでのシリーズを合わせて観るのも良いと思います。 
      
      シャミ:一番はリーダーをしている人に観て欲しいですが、チーム全員で観ても良いと思います。あとは、女子で普通の戦争映画が苦手な人に、戦争映画の入門編として観てもらうのも良いと思いました。本作なら猿vs人間で非日常的なので、人間に感情移入し過ぎずに観られる分、観やすいと思いました。
  
      Cさん:私は1作目の『猿の惑星』を知らない若い世代の人達が観たら、新鮮な気持ちで観られそうな気がします。あとは、30〜40代の社会人で日常に疲れていて、反乱を起こしたいという気分の人が観たら、ちょっと勇気をもらえるかも知れません。 
     本作は、猿と人間の戦う様子が描かれているのですが、そのなかの人間の愚かな行動に注目された方が多く、「すごく考えさせられた」という意見がたくさん挙がっていました。そして、シーザーの素晴らしいリーダーぶりには皆さんのお墨付きが!
本作は、猿と人間の戦う様子が描かれているのですが、そのなかの人間の愚かな行動に注目された方が多く、「すごく考えさせられた」という意見がたくさん挙がっていました。そして、シーザーの素晴らしいリーダーぶりには皆さんのお墨付きが!
    ぜひ本作をご覧頂き、現代社会と照らし合わせて考えたり、身近なリーダーとシーザーを比較しながら観てみてはいかがでしょうか?きっとさまざまな発見があると思いますよ。
    
 2018年2月14日より4K UHD/ブルーレイ&DVD発売
2018年2月14日より4K UHD/ブルーレイ&DVD発売