映画ってただ観るだけじゃなくて、その後の人生にまで影響を与えてくれるパワーがありますよね。映画好きになった皆さんのコメントにもドラマを感じます。→連載第1回から読む
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LIFE!
単調な日々を送る主人公の空想がいかにも映画のワンシーンのようでおもしろい。壮大な冒険の旅に出て考え方が変わっていく主人公の姿と、自分自身の人生を照らし合わせて見つめ直すことができる。最後に現れるLIFE誌のスローガンは人生の教訓であり一番好きな言葉。こんな作品にもっと出会いたいと思うようになった。(Aoi)
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定
アラバマ物語
『アラバマ物語』が原点。とかく西と東ばかり目立つアメリカだが、ウェストバージニア州にホームステイしたことも影響され、アメリカという国をまんべんなく知りたくなり、この国の映画と文学に深く忙しく注目するきっかけになった。黒人問題、人間の良心…。映画は強く教えてくれ、今年ももうすぐ200作です!(N.)
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
中学生の頃になぜか仲間内でレオナルド・ディカプリオが流行ったので、ノリで観たら、なんとまぁ美少年。ハマらないわけがなかった。そこからレオ様出演作を観ていくうちに映画が好きになりました。(みるきー。)
私が初めて一人映画をしたのがこの『キャッチミー・イフ・ユー・キャン』でした。中学生の頃にこの作品を観たくて友達と映画館に行く予定だったのですが、当日まさかのドタキャン。それでも観に行きたくて1人映画デビューしました。作品の中のテンポの良い展開に釘付けで、1人で観ていたということもあり没頭しました。それからというもの映画を観る事が大好きになりました。とても思い出深い作品です。(ゆめこ)
スピード
とにかくキアヌがカッコよくてキレイで、合わせてサンドラのキュートさも最高でした!(匿名希望)
ニュー・シネマ・パラダイス
少年トトと映画技師のアルフレードの物語は何度鑑賞しても涙が止まりません。映画好きにはたまらないエンディング映像です。また映画と音楽は切り離せないという確信に至ったのもこの作品です。エンニオ・モリコーネさんの名曲BGMが心に残ります。(radiko)
ブルックリン
高校生の頃初めて手に取った海外文学作品の実写化。ちょうどその本を読んでいた時期に、学校の近くにポツンと佇む小さな映画館に貼りだされたポスターが目に留まり、初めて一人で映画館の扉を開いたきっかけとなった作品です。1950年代のアメリカ、ブルックリンに上京し、一人で新しい人生を歩もうとする主人公の葛藤と現実とワクワク、レトロな衣装、音楽…。それが、スーっとその時の自分に馴染む心地良さで映画館に通うのが趣味になりました。(涼香)
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
見ようと思ったきっかけはとてもゆるいのですが、偶然目にしたEテレのニャンちゅうの番組に「ミッションニャンポッシブル」というワンコーナーがあり、そういえばミッションインポッシブルってよく聞くけれどどんな作品か知らないなと思い、当時最新作だった4作目をレンタルしてきました。その時はまだ有名ハリウッド俳優の名前と顔も一致しないほどでしたが、ストーリーの面白さ、アクションのド派手さ、何より当時48歳でありながら20代後半とも思わせるような若々しいトムクルーズの姿に衝撃を受け、そこからハリウッド映画にハマりました!(匿名希望)
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ミッション:インポッシブル/ ゴースト・プロトコル (字幕版)
ロシュフォールの恋人たち
15歳の頃、ジャケ買いした『ロシュフォールの恋人たち』のサントラ。ジャケ買いが大成功して、ミシェル・ルグランの作る映画音楽にドはまりし、映画も観てみることにしました。すると、昔の映画ですが、10代の私はなんだかとても自分の中に未来を感じて、「人生って素晴らしい!」とまで思うように…(笑)。お気に入りの映画ができたことで、他にもたくさん観るようになり、その後すっかり映画が趣味になりました。(sena)
愛がなんだ
ヒロインを好きになれないのに劇場で3回観ました。好きだけが映画を観る理由ではないと教えてくれた映画です。(はらぺこかおりん)
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禁じられた遊び
まだ小学生(1970年代)だった頃、家族4人揃って初めて、テレビのロードショー番組で観ました。戦争の悲惨さ、子ども達の無邪気さ、もの悲しいけれどキレイなギター音楽など、子ども心に深く印象に残り、両親なりの“反戦の教え”だったのかなと後々思いました。後にも先にも、家族全員で一緒に映画を観たのはこの一本だけなのですが、一つの作品に共感し、その時間を共有することの楽しさや未知のことを学ぶ原点の作品です。(機微団子)
子ぎつねヘレン
この作品を観た時、映画に対する印象が一気に変わりました。当時幼かったので映画といえばアニメ映画(アンパンマンなど)であまり好きではありませんでした。この作品はほぼ初めて私が実写邦画を観たと言っても過言ではない作品ですが、これを観た時に「映画っておもしろい!こんなに綺麗な絵が大きい画面で観れるのか!」と思った印象があります。そこから私は多くの映画を観るようになり始めたので、これがきっかけの作品です。(匿名希望)
植物図鑑 運命の恋、ひろいました
同じ映画を複数回観たり、初めてDVDまで買ったのが『植物図鑑』でした。ものすごくときめいたり癒されたりドキドキしたり…。高畑充希ちゃん演じるヒロインに完璧に感情移入できたし、ラブシーンで小さな悲鳴が上がったりして、映画館全体でドキドキしながら映画を観れて、映画館で映画を観るってこんなに楽しいんだって気付かせてくれた映画でした。(あき)
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定
映画そのものへの思い出はもちろん、一緒に観た人との思い出なども詰まっている思い出の作品。ずっと心に残る宝物ですね。
トップのイメージ写真は、photoBさんによる写真ACからの写真です。
TEXT by トーキョー女子映画部正式部員&Myson