今回の連載最終回です。今回も「うん、それそれ!」と思う作品が出てきますよ!→連載第1回から読む
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Mr.&Mrs. スミス
中学生当時に、最寄り駅に貼られていたポスターのブラピの美しさにクラっとなり、映画を観に行きました。そこから、映画とハリウッドスターに夢中になる日々が今日まで続いてます。(匿名希望)
イエスマン “YES”は人生のパスワード
ちょうどいろいろと考える事が重なっていた時期に、イエスマンを観て、ポジティブ シンキングを学びました。映画館で映画鑑賞するおもしろさと喜びを知りました。(akiko)
グレムリン
運命的な出会いは1984年の暮れ。小学生時分のこと。母のお陰で年に数回行っていた映画館。それまでは繁華街に出たついでくらいの気持ちで何とは無しに観ていたのですが、その映画の劇場看板を見て一変。初めて自分の意思で観たいと親に懇願した作品でした。観終わると、「こんな世界が世の中にあったなんて…」と驚き、私の自我は目覚めてしまったのです。当時は字幕と映像を同時に追うことが大変でした…。暗闇に隔離された空間。そして、世界一杯に響き渡る音響。異世界に誘われて数時間別人になったような気分になります。一人なようで一人ではない、不思議な一体感のあるその空間は、他の世界にはない共有の文化世界。私は84年以来ずっとその世界に憧れて、紡がれ続けているたくさんの世界を知りたくて、今でも足しげく劇場に通っております。映画と観ている観客の様子とその時の自分。たくさんの世界を知っている私の人生は最高の人生です。(エミさん)
ゴースト ニューヨークの幻
若い頃、会社帰りに友達と映画を観ていました。『ゴースト〜』は何となく観た映画でしたが、物語も主人公の女性(デミ・ムーア)も素敵で衝撃を受けました。翌日、美容院に行き、初めて女優さんの真似をして、ショートカットにしてしまいました。10㎝以上カットした私に周りの人は驚き、意外にも褒めてくれました。その映画が暫く忘れられず、映画は何て素敵なことを見せてくれるのだろうと、次々と映画を観に行くようになりました。(エヴァ)
セブン
こういう系の映画を観たことがなく衝撃で、その後も『キューブ』など同系統の作品を観るきっかけになったので、今でも時々観返しています。何度観ても、やはり衝撃です。(Alice)
つぐない
イアン・マキューアンの「贖罪」を読んでいた時に、その映画化作品『つぐない』が公開され、読んでも観ても素晴らしい作品が存在することを知って虜になりました。『つぐない』は私の映画ブログの最初の記事なんですが、それ以来、今まで11年以上、新作映画やその原作本の記事を細々と書き続けています。(kerakuten)
ニューイヤーズ・イブ
生まれて初めて「何度も見返したくなる作品」に出会ったから。「映画=暇つぶし」としてしか捉えていなかったのですが、この作品に出会って、それ以降は作品だけでなく劇場での過ごし方や作品に対しての見方も変わってきました。映画=イイ時間の過ごし方。そんな風に私の中で変わっていきました。(yuminnie)
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定
パルプ・フィクション
以前は地上波で放送していれば観るくらいでしたが、ある時に父が自宅で『パルプ・フィクション』を鑑賞していて、一緒に観てみました。難解でよく理解ができなかったのですが、父が解説してくれて観返すことで1度目ではわからなかったことが次々と理解でき、その楽しさが忘れられずどんどんと映画を観ることにのめり込んでいきました。(匿名希望)
ペーパー・ムーン
小学生時代に両親が好きな古い映画の再上映によく連れていってもらっていました。西部劇やヘップバーン、ヴィヴィアン・リーには特に心が動かなかったのですが、銀座で観た『ペーパー・ムーン』の親子の(ストーリー上は親子ではありませんが)愛情、葛藤を、主人公の女の子の目線で一緒に観ることができて、一気に引き込まれました。アニメ映画やハリウッド映画も観に連れていってもらっていましたが、初めて心がつかまれたのは『ペーパー・ムーン』です。(匿名希望)
ラ・ラ・ランド
初めのシーンからもう音楽も映像も素敵過ぎて、ずっと目が釘付けでした!映像は色も鮮やかでどこを切り取ってもワクワクします。ラストは気づくと涙がこぼれていました…。観終わってから、「こんなに映画って心が動かされるものなのか!映画1本だけで人生が見られたり、伝えたいことが表現できるのか!」と感銘を受けて、映画を観るようになりました。(どっこい)
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ロボコップ
1990年前後は、話題作には映画館に行列ができていました。当時、大学生だった私は、年上のお友達に誘われて観に行きましたが、大きなスクリーンで迫力の映像、音声にすっかり映画好きになりました。今に比べるとずっと貧弱な設備でしたが、迫力のアクションシーンはテレビでは味わえないですし、ハリウッド映画の魅力にはまってしまいました。当時、『テルマ&ルイーズ』や『ボディガード』などのドラマ系も人気作品がたくさんあり、映画館へ行くのはとても楽しみでした。(あけぼの)
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遠い空の向こうに
それまで、洋画にはそこまで興味のなかった私を一気に洋画好きに変えてくれたのがこの作品。中学生の頃、この作品を観せてくれた英語の先生には感謝してもしきれません。夢に溢れた少年達が、どんなに馬鹿にされても真っ直ぐに夢を貫き通す姿に、当時同じくらいの年齢だった私は心を掴まれました。迷っていた進路も、自分自身で切り開こうと親に意思を貫き通す勇気を与えてもらった作品。躓いた時には必ず観る作品。それが本作です。この作品をきっかけに、ジェイクのファンにもなりました!(みぃ)
君が生きた証
急に『あの頃ペニー・レインと』を観たくなり、近所のTSUTAYAに行ったところ、借りられていました。『君が生きた証』は、ビリー・クラダップがギターを弾いている作品ということで、たまたま手に取った映画でした。内容がとても素晴らしく、劇中歌を口ずさむようになりました。共演のアントン・イェルチン君について調べると、ちょうど2ヶ月ほど前に亡くなったという事実を知りました。そこからもう一度この作品を観直すと涙が止まらず、1週間、何度も何度も泣きながら繰り返し観ました。彼の生きた証を心に刻もうと思って。アントン・イェルチン君の一挙手一投足を追っていたら完全に彼の虜になってしまい、それ以来彼と、映画にのめり込むようになりました。今では涙を流さずにサントラを聴くことができますし、映画好きになって数年経ちますが、あれほど一つの作品に夢中になったことはありません。特別な作品です。(murdoch)
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耳をすませば
これまでアニメは短編ものや、何話か続くシリーズものしか観たことがなかったなかで、ジブリという作品に衝撃を受けた。その上で、『耳をすませば』は大人になってもまた観てしまう作品だから、年齢を重ねてまた楽しめる。(ゆーない)
素晴らしき日
当時、海外ドラマ『ER』のDr.ダグラス・ロス役で人気急上昇中だったジョージ・クルーニーの大好きな作品。バツイチ子持ち同士の恋愛もので、ジョージらしさ100%で安心して楽しく観られます。当時機内で鑑賞しました。元々海外ドラマが好きだったのですが、ここから徐々に私の映画人生が始まりましたね。(ダリル)
どんな映画が自身の映画好きのきっかけになるかって、本当にさまざまですね。私の映画好きのきっかけの映画って何だったかなと考えてみましたが、かなり小さい頃から父の影響で映画を観ていて、物心がついた頃にはもう映画好きになっていました。でも、節目節目で映画の魅力に気付かされたきっかけとなる作品は多くあります。その件については、以前特集を掲載していますので、ぜひこちらも読んで頂けると嬉しいです。改めて、今回投稿頂いた皆さん、ありがとうございました!そして、これからまた多くの方々が映画好きになってくれることを祈ってます!
トップのイメージ写真は、acworksさんによる写真ACからの写真です。
TEXT by トーキョー女子映画部正式部員&Myson