女子を元気にさせてくれるのは、家族、友達、同僚、恋人…とさまざまですが、あなたが望むときにすぐに“会える”のは、作品のなかのイイ男ですよね。ちょっと疲れたら素敵な男子の姿を見て元気をもらいましょう。
と言っても、イイ男の定義は皆さんさまざまだと思いますので、“味のある男”表現で、誰かのツボにはまる“イイ男”を見つけて、ご紹介していきたいと思います。
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『ハイスクール・ミュージカル』や『ヘア・スプレー』などのミュージカル作品ではチャーミングな爽やかボーイを演じていたザック・エフロン。しかし『一枚のめぐり逢い』や『ペーパーボーイ 真夏の引力』などに出演し、青年から大人へと成長し俳優としての地位を確かなものにしてきました。そんなザック・エフロンを『ペーパーボーイ 真夏の引力』のインタビューと共に紹介します。
ザック・エフロン
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『The Big Wide World of Carl Laemke』『Miracle Run』『ザック・エフロン in ダービースタリオン』『ヘアスプレー』『僕と彼女とオーソン・ウェルズ』『ハイスクール・ミュージカル ザ・ムービー』『セブンティーン・アゲイン』『きみがくれた未来』『 ニューイヤーズ・イブ』『一枚のめぐり逢い』『ペーパーボーイ 真夏の引力』 |
ザック:衝撃を受けたよ、強烈な作品だ。青年の旅のようなもので寄り道したり、逆行したり暗闇に入ったりするんだ。最後まで何が起こるのか何についての物語なのか理解できなかったよ。とにかく衝撃を受けたんだ、すごくね。でも映画の方は結末がすごい。完全に打ちのめされたよ。
ザック:すばらしい経験だった。夢みたいだったよ、挑戦でもあったしね。現場にはクリエイティブな人が集まっていて一つの目標を達成するために夢中になっていた。共演者も監督のリーもすばらしかった、みんな最高だったよ。この映画の大きなテーマは、大人になるということだ。ジャックは学ぶんだよ。大切な人たちから人生を教わり教訓を得る。僕自身はまだ分かってないこともある、役者業も理解しきれてないしね。今回の撮影では、共演者たちに助けられたよ。
ザック:一番大変だったのは、舞台となっている時代と場所の感覚をつかむことだった。1969年のフロリダについて、言葉のアクセントとかどんな時代だったかを勉強した。でもリーからは「心を開いて来てくれ」と言われただけだった。「エゴを捨てて参加してくれ」とね。
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ザック:ウォードとジャックの関係は少し複雑に思えるかもしれない。離れ離れになっていた兄弟が久しぶりに再会を果たすんだ。感動的な再会と言えるね。兄弟の仲はよくて、お互いに自慢し合えるような関係だと思った。でも、リーは「そんな関係じゃない」と。突然戻ってきた兄に対して、ジャックは戸惑いがあるんだ。この映画が特別なのは、それぞれの関係が現実的だからだよ。軽くて楽しく見えるシーンが暗いシーンに通じていて闇が浮かび上がる。映画が現実にしっかり根付いているんだ。
ザック:ラブシーンはいつだって緊張するよ。演じる役者だけじゃなく撮影スタッフもね。でも撮影が始まってしまえばほかのシーンと同じだよ。それに簡単だったよ、ニコールにキスするだけだ。
ザック:彼からは刺激を受けたんだ、パワーをもらえるよ。役者が演じやすいような環境も作り出してくれた。彼にはエゴが全くないんだ、そしていつもふざけている。嘘じゃないよ、本当にそうなんだ。僕たちをリラックスさせようと努めてくれる。無欲で愛に満ちた人だと思ったよ。彼と仕事ができて光栄だよ。リーは本質を見る目を持っている。だから登場人物がとてもリアルなんだ。それに、人間関係を築くのにも長けているよ。会話しただけで通じ合えるんだ。優れた洞察力の持ち主で、人のことをよく理解できる。だからいい監督なんだ。それにリーはためらわずに何ごとにも挑戦する脚本だって気に入らなければ流れに任せるんだよ、「ここはアドリブで」ってね。
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この映画は、何か一つの要素に限定することはできない
ザック:把握しきれないほどたくさんの要素が詰まっているよね。最初に脚本を読んだ時はよく分からなかったけどすごく探求的で人物が詳細に描かれているんだ。この映画は何か一つの要素に限定することはできないよ。多くの質問を投げかけているし多くの疑問を生じさせている。そういう意味で、考えさせられる映画だよ。刺激を与えてくれる。
ザック:まあ、下手ではないよ。
ザック:あのシーンは予定外で急に撮影することになったんだ。だから準備はできなかった。気付いたらプールがあったよ。急に泳ぐことになるなんて思いもしなかった。
ザック:現場では常に全員が動いていたよ。休憩時間がないんだ。トレーラーもなかったけど、あれが純粋な映画作りだね、全員が一致団結するんだ。まさにこれが映画作りだよ。
2013年7月27日全国公開
監督:リー・ダニエルズ
出演:ザック・エフロン/マシュー・マコノヒー/ニコール・キッドマン/ジョン・キューザック
配給:日活
ジャックは大学を中退し父の会社で新聞配達の仕事をしていた。しかしある日突然マイアミ・タイムズ記者の兄ウォードが、ある殺人事件の死刑囚の冤罪疑惑を取材するために帰省しその助手を務めることになった。いつものように退屈な夏を過ごすはずが一転して決して忘れられない残酷な夏へと変貌していくこととなる。
© 2012 PAPERBOY PRODUCTIONS,INC.
公式サイト 予告編
映画批評&デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定
2013.7.22