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男の涙を誘う父子の物語特集
今回は父と子の物語を特集します。父と息子、父と娘の物語に見える“男”の顔。そして、息子として父を見る姿、息子を見る父の姿など、視点は変わりますが、今回は男の涙を誘う物語をご紹介します。
ツイート父の存在が、息子を“男”にする
『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』
2014年2月28日より全国公開
映画批評/デート向き映画判定
第86回アカデミー賞受賞予想特集
懸賞で大金が当たったと信じそれを遠方まで取りに行くと言い張る年老いた父と、頑固な父のわがままにつきあうことにした息子のロードムービー。これまでどうしようもない親だったお父さんも、息子のためにかっこつけたいわけです。そんな父の心情をくみ取る息子の成長と、同時に父の成長も感じられる秀作です。父を立てる息子の姿がとてもかっこよく、「親父を超えた」とはこういうことかもと思わせます。
©2013 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
『大統領の執事の涙』
2014年2月15日より全国公開
映画批評/デート向き映画判定
奴隷として扱われてきた時代を生き延び、執事として職を全うしてきた父と、父のような静かな抵抗では納得がいかない息子。父と違う価値観で生きていこうとする息子ですが、いずれにせよ、彼は父の背中を見てきています。父の息子への愛はなかなか届かなくなりますが、息子が父の心情を理解したとき、彼は人間としてのさらなる成長を遂げます。■リー・ダニエルズ監督来日会見リポート
©2013,Butler Films,LLC.All Rights Reserved.
『グォさんの仮装大賞』
2014年1月11日より全国公開
映画批評/デート向き映画判定
長年わだかまりを持ってきた祖父と父。二人に板挟みになりながらも、祖父と数日過ごしてみた孫は、二人の心情を徐々に理解します。この孫を介して、祖父と父にも変化が…。父親の愛は、息子の男としての心の器を大きくする力があるのかも知れません。
© 2012 Desen International Media Co.,Ltd
父になるとき、“男”になる
『フルートベール駅で』
2014年3月21日より全国公開
映画批評/デート向き映画判定
刑務所入りも経験したオスカーですが、いつも気に懸けていたのは娘のこと。刑期を終えた彼は娘のためにやりなおそうと努力します。物事はスムーズに進んでいかないけれど、娘の存在が彼を悪の道から遠ざけ、正しい人間であろうとさせます。2009年にアメリカで起きた実際の事件をもとに作られた作品。人種差別問題を描いていると同時に、若き父親でもあったオスカーと幼い娘の愛の物語でもあります。
©2013 OG Project, LLC. All Rights Reserved.
『ウォルト・ディズニーの約束』
2014年3月21日より全国公開
映画批評/デート向き映画判定
『メリー・ポピンズ』誕生秘話を描いた本作には、父と娘の物語が隠されています。原作者P.L.トラヴァースはなぜ、頑なに映画化、そしてアニメーション化を拒んだのか。物語が展開するにつれ、彼女が父に抱いていた想い、そして父の娘への愛が浮き彫りにされ、真相がわかってきます。娘の前では立派な男であろうとした父。そんな父を守ろうとする娘の感動の物語です。
© 2013 Disney Enterprises, Inc.
『ハリケーンアワー』
2014年2月15日より全国公開
映画批評/デート向き映画判定
ハリケーンの夜に産気づいた妻とともに病院を訪れたノーラン。彼は思わぬ事態に追い込まれ、まだ目も開けられないほど小さな娘を守るために奮闘します。孤立無援になった病院に取り残されたノーランに、これでもかといわんばかりの試練が立ちはだかりますが、この試練が彼を本当の意味で“父”にします。ラストの“父”の顔にご注目。■イイ男セレクション/ポール・ウォーカー
©2012 - Hours Capital, LLC
『7番房の奇跡』
2014年1月25日より全国公開
映画批評/デート向き映画判定
心優しい父イ・ヨングが、幼児誘拐と殺害の容疑で逮捕されてしまいます。無実を証明するためにイ・ヨングと娘、周囲の人々が裁判に向けて準備していたにも関わらず、裁判の日、無罪のはずの父が自白…。娘を守るために、イ・ヨングは父としてできる最大限のことをします。娘の方がしっかりしているように見える関係ですが、父として戦うときは、何にも負けない“男”になるんですね。
©2012 NEXT ENTERTAINMENT WORLD Inc. & FINEWORKS Co., Ltd. All Rights Reserved.
各作品を観て、男には男にしかわからない親子関係があるんだなと思いましたが、父という立場、息子という立場、大変なこともあるだろうけれどどちらも素敵です。
2014.2.17 TEXT by Myson