『オブリビオン』来日記者会見、トム・クルーズ、オルガ・キュリレンコ、ジョセフ・コシンスキー監督
2013年5月7日、『オブリビオン』の来日記者会見が行われました。今年2度目となるトム・クルーズの来日は本当に嬉しいですね!今回も最新作について熱く語ってくれました。
MCより「久々のSF映画ということですが、この作品はどのようなところがズバ抜けているのでしょうか?」と尋ねられると、トム・クルーズは「私は今までに『マイノリティ・リポート』『バニラ・スカイ』『宇宙戦争』といったSF映画に出演してきましたが、今回はそのどの作品とも違う観たことがないSF作品になったと思います。この作品は映像が本当に美しく人間性もよく捉えられた、非常にユニークでロマンチックな作品になりました。きっと観る度に新しい発見があると思います」とコメントしました。トム・クルーズは今回も大活躍していますが、ジョセフ・コシンスキー監督と組んだことによりまたいつものトム・クルーズとはひと味違った雰囲気を感じることができます。
またトム・クルーズとの共演に関してオルガ・キュリレンコは、「監督とトムと一緒に仕事ができたことを誇りに思います。トムと一緒でなければこの作品を作り上げることができなかったと思う点がいくつもあります。特にスタントシーンでは経験豊富なトムが隣りにいてくれるだけですごく安心しました。現場の雰囲気もとても良く毎日セットに行くのがみんな楽しみでした。またいつでも機会があればご一緒したいです」と話し、現場の和やかさが伝わってきました。
本作の映像美について監督は「私はこの作品をブル−スクリーンの映画にはしたくないと思っていたので、できるだけビジュアルをカメラのなかに捉えることを意識しました。実際にアイスランド、ニューヨーク、カリフォルニアの北部などへロケに行き、そのとき撮ったものを背景としてセット内のプロジェクションスクリーンに映して撮影をするという手法を取りました。ですからあとからCGを使うということはなしで現場で撮り、できる限りリアルに見えるように作り上げました」と語りました。監督は『2001年宇宙の旅』のプロジェクションシステムに影響を受け、その技術を進化させ今回の撮影手法を取ったようです。CG処理が大半だと思っていたのでこの撮影手法には本当に驚きました。ぜひ細かいところまで映像をチェックしながら観て欲しいと思います!
オルガ・キュリレンコは笑顔がとてもキュートでスラッとしていて、すっかりハマってしまいました(笑)!監督が発案から8年かけてこだわり抜いて作った『オブリビオン』、映像はもちろん物語の深みがある誰もが楽しめる作品です。トム・クルーズお墨付きの映像美、ぜひ大きなスクリーンで体感しましょう!
『オブリビオン』
2013年5月31日より全国公開
配給:東宝東和
©2013 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
トーキョー女子映画部での紹介記事
辛口?甘口?映画批評&デート向き映画判定
http://www.tst-movie.jp/hh01_a/hh01_a_Oblivion.html
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