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14 3月

ティム・バートンとコリン・ファレルのハイテンションに西島秀俊もビックリ『ダンボ』来日

Posted in 未分類 on 14.03.19 by Merlyn

映画『ダンボ』来日ジャパンプレミア:ティム・バートン監督、コリン・ファレル/西島秀俊(日本語吹き替え版・声優)映画『ダンボ』来日ジャパンプレミア:ティム・バートン監督、コリン・ファレル/西島秀俊(日本語吹き替え版・声優)

この春の話題作『ダンボ』のPRのため、ティム・バートン監督と、ホルト役を演じたコリン・ファレルが来日。そして日本語吹き替え版でホルト役の声を担当した西島秀俊も登壇しました。

映画『ダンボ』来日ジャパンプレミア:コリン・ファレル

映画『ダンボ』来日ジャパンプレミア:コリン・ファレル舞台には主演のダンボもいたので、コリン・ファレルは、ダンボにマイクを向け「日本の滞在はどう?」と問い、“パオーン!”と象の声真似を披露しました。すごくリアルで上手でした!

映画『ダンボ』来日ジャパンプレミア:ティム・バートン監督ティム・バートン監督は、ディズニーの中でもとりわけ“ダンボ”が好きということで、実写にする上で込めた思いを聞かれ、「本当に私はダンボが大好きです。空を飛ぶ象が、本当に自分に語りかけてくるものがあります。その奇妙でおかしいキャラクター、周りと合わないところ、そして物語を、現代の皆さんにご紹介したかったのです。今、世の中が混沌としているなか、この映画の中で人間達、象を通して伝えたいことは、この象が象徴する単純な感情です。ダンボというのは、そういう大切な感情を表現できるとても純粋なものです」と答えました。

映画『ダンボ』来日ジャパンプレミア:コリン・ファレルコリン・ファレルはティム・バートン作品に初参加ということで、ダンボの運命を握るキーマンを演じてみた感想、ティム・バートン監督作品に参加した感想を聞かれると、まずは「最悪だったんだよね。こんなエネルギーを持った方と6ヶ月ご一緒したんですよ。疲れちゃいますよね」とジョークを飛ばし、会場を沸かせました。

映画『ダンボ』来日ジャパンプレミア:コリン・ファレル「というのは冗談で、本当に美しい体験でした。自分自身が役者になってからと同じくらい、ティム・バートン監督のファンとして過ごしてきました。『ピーウィーの大冒険』から『ビートルジュース』『シザーハンズ』など彼の他の作品も含め、いつもファンタジーに溢れる世界に誘ってくれて、そして若かった自分、今の自分を何か呼応するような道のりをいつも作品の中で経験させて頂いています。特にこの作品の中心には、美しい心と、違いというものを大切に祝福するメッセージがあります。そんな作品でご一緒できたのが、何よりも嬉しいです」と語りました。コリンは通訳さんが訳している間、コントのようにずっとお茶目に振る舞っていたり、とても楽しいお人柄が伝わってきました。

映画『ダンボ』来日ジャパンプレミア:コリン・ファレル

ハリウッド映画の吹き替えが初めての西島は、この作品に参加した感想を聞かれると、「僕自身ティム・バートン監督の大ファンだったので、こんなお話を頂けて、大変光栄です。あと家に象グッズがいっぱいあるくらい、個人的に象が好きなので、『ダンボ』のお話を頂いて本当に嬉しかったです」とコメント。

映画『ダンボ』来日ジャパンプレミア:西島秀俊(日本語吹き替え版・声優)コリンに会った印象については「僕は吹き替えで、彼が息を吸うところや吐くところなど、すごく厳密に監督に演出されて、コリンさんがどれだけ繊細に丁寧にキャラクターを演じてらっしゃったか、身体と心を通して、一緒に体験できたので、それは本当に素晴らしい体験でした。本当に素敵なホルトを演じてらっしゃいました」と褒めると、最初は耳をふさいでいたコリンが小声で「ありがとう」と返し、お茶目なやりとりで笑いを誘いました(笑)。映画『ダンボ』来日ジャパンプレミア:コリン・ファレル/西島秀俊(日本語吹き替え版・声優)

さらに、そんなコリンとティム・バートン監督について西島は「裏でお2人ともものすごくテンションが高くて、ビックリしました(笑)」と明かしました。ステージ上でもずっとテンションが高くて、おもしろかったです。映画『ダンボ』来日ジャパンプレミア:コリン・ファレル

最後にこの作品を通して伝えたいことを聞かれると、コリンは「この物語の核にあるハートが大好きです。人と違うところが自分を特別なものにしてくれているのだというところが」と答えました。西島は「ティム・バートン監督作品の登場人物って、すごく個性が強くて、どこか周りから浮いてしまう瞬間、厳しい局面に立たされる瞬間があるんですけど、その個性で逆に周りの人達を幸せにしていくっていう物語が常にテーマであります。それは僕自身がすごく勇気づけられることもありますし、きっと皆さんも観終わって映画館を出る時に何か勇気づけられて、もっと自分らしく生きていこうと感じられるのではないかと思います」と魅力を語りました。ティム・バートン監督は「さきほどコリンも言っていましたが、イメージとして空を飛ぶ象っていうのは、他とは違うというところで、その違いを自分の強みにするというところが、特別な意味合いを持っていると思います。今回コリンと仕事ができたし、ダニー・デヴィート、マイケル・キートンなど、この俳優陣と仕事をすることで、奇妙な家族のような体験をすることができましたし、この世の中は複雑ですが、ダンボを通して単純な感情を伝えたいです」と締めました。

映画『ダンボ』来日ジャパンプレミア:ティム・バートン監督、コリン・ファレル/西島秀俊(日本語吹き替え版・声優)

ステージイベントは短い時間でしたが、会場にいる人達を常に楽しませようとしてくれて、本当に皆エンターテイナーだなと思いました。映画も本当にワクワクする素敵な作品になっていますので、ぜひ劇場で、ダンボが飛び回る姿を目に焼き付けてください!

 

映画『ダンボ』来日ジャパンプレミア:2019年3月14日取材 TEXT by Myson

 

 

映画『ダンボ』コリン・ファレル/マイケル・キートン/ダニー・デヴィート/エヴァ・グリーン『ダンボ』
2019年3月29日より全国公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト
©2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved

 

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