『R100』製作発表会見、大森南朋、大地真央、寺島しのぶ、片桐はいり、冨永愛、渡辺直美、前田吟、松尾スズキ、渡部篤郎、松本人志監督
2013年5月13日、『R100』の製作発表会見が行われました。松本人志監督作品は今回で第4作目。この日の会見では未完成の本作について監督のできる限りをつくして話してくれました。また舞台上はかなり豪華な顔ぶれの10名がそろい、華やかな会見となりました。
『R100』のタイトルについて聞かれると監督は「今回は不思議なことにタイトルだけが先に決まってしまいました。『R100』は【R指定100歳】の意味を表すのですが、決して100歳以下が観ることができないわけではありません。前作の『さや侍』の取材のときにチラッと“いっそのことR80とかR100の映画作っちゃおうか”と話していたことがきっかけでこのタイトルができました。この映画は本当に観る人が頭をすっ飛ばして観て欲しい無茶苦茶な映画なので、あまりいろいろな世界感に囚われずに観てもらえればと思います(笑)」と話しました。タイトルが先に決まる経験は監督のなかでも珍しいケースなようですが、確かにインパクトがあるタイトルですよね。本編がますます気になってしまいます。
謎のクラブに入会し事件に巻き込まれてしまうこととなる主人公を演じた大森南朋は、「ずっとファンだった松本監督の映画に主演で呼んでもらえるなんて非常に光栄に思っています。まだ完成したものは観ていませんが、現場で体感していたことを思い返すと映画の常識を軽く飛び越えてしまうような作品になるのではないかと思います」と本作への期待を語りました。
また、出演のオファーがあったときの気持ちについて大地真央は「初めは何で私なんだろうと思いましたが、監督とお会いしたときにこの役をやりたいと思いました。撮影は初めてのことばかりで、特に露出に関しては自分史上一番だったかも知れません(笑)。つい松本監督のノリに引っ張られて大胆になってしまうところもあり、自分でも怖くなってしまいました」とコメント。寺島しのぶは「露出の点では私も初めてなことが多かったかも知れません(笑)。衣装合わせが一番恥ずかしかったです。照れちゃうとやらしくなってしまいますし、ほかの皆さんも露出されているから私もやらなくちゃと思いました」と口々に女性キャストが衣装の露出度について話しました。この様子に監督は「ここだけ聞くとすごい露出の映画みたいですよね(笑)」とコメント。一体女性キャストたちはどのような衣装で劇中に登場するのでしょうか。
監督初監督作品の『大日本人』はハリウッドリメイクが決定していることもあり、「本作も海外を視野に入れていますか?」と問われると監督は「海外の人にも観てもらえたら良いなと思います。映画の本分は海を渡ることだと思っているので、ぜひ海外で観てもらえることも期待しています」と話しました。
全員が黒の衣装で登場していたことから記者より「全員が黒の衣装を着用しているのは監督の指示なのですか?」と質問があると監督は「僕は特に指示していませんが、たまたま全員のテンションが低かったからなんでしょうね(笑)」と冗談をかわす場面もありました。それにしても冨永愛のさすがのモデル体型からは目が離せませんでした!お決まりの美脚ショットも撮ってきました(笑)。本当に美しいスタイルで羨ましい限りです。
本作はまだまだ謎に包まれていますが、果たして劇場で観る頃にはどんな作品になっているのでしょうか。楽しみに待ちましょう!
『R100』
2013年10月5日より全国公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
©吉本興業株式会社
トーキョー女子映画部での紹介記事
辛口?甘口?映画批評&デート向き映画判定
http://www.tst-movie.jp/hh01_a/hh01_a_R100.html
イイ男セレクション
・大森南朋
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謎に包まれる松本人志最新作『R100』とは!? はコメントを受け付けていません