『マラヴィータ』ロバート・デ・ニーロ、グレイス夫人
2013年10月22日、第26回東京国際映画祭開催中に『マラヴィータ』の来日イベントが行われ、主演のロバート・デ・ニーロが来日しました。奥様と車から降りてきたデ・ニーロは、始めカーペットを歩き、マスコミからの質問に応じたり、ファンと握手をして回りました。その間も二人がさりげなく手を繋いでいるのをパシャリ。夫婦仲むつまじくて良いですね(笑)。
そして舞台に登壇して司会者からの質問にいくつか答えました。まず本作の製作総指揮マーティン・スコセッシとは、『タクシードライバー』や『グッドフェローズ』で組みましたが、今回の再タッグについて聞かれると「彼と仕事をするのはいつも楽しいですし、また彼と企画しているものもあります。何も言わなくても見ていれば彼のいうことはわかります」とコメント。次をもう計画中とは気になりますね!デ・ニーロは今年で70歳、スコセッシは71歳ですが、彼らを見ていると年をとるのも怖くないなと思えます(笑)。さらにトミー・リー・ジョーンズとの初共演について聞かれると「とにかくお互いベテラン同士だし、セリフもシンプルでよく書けている脚本なので、和気藹々とでき楽しかった」と答えていました。初共演とは驚きでしたが、本編ではまさに昔からの親友といった感じで息もピッタリでした。共演したことはないとはいえ、映画界を支えてきた重鎮ですから戦友みたいな関係かも知れませんね。最後にファンの皆さんへ一言をお願いされたデ・ニーロは、ずっとしかめっ面に見えた顔に笑みを浮かべて、「皆さん、来てくれて本当にありがとう。こんなに若い方たちが来てくれて嬉しいです。日本のファンの方たちは、とてもお行儀が良いですね。カンヌなどではワーワーキャーキャーと大変なのに(日本の皆さんは)すごいです」と挨拶。日本に好印象を持ってもらえて良かったです。
本作では、デ・ニーロの十八番とも言えるマフィアっぷりが存分に観られて、バイオレンス・アクションとユーモアが融合したベッソン・ワールドも楽しめます。女子が爽快感を味わえるシーンもあるので、ぜひ観てくださいね!
『マラヴィータ』
2013年11月15日より全国公開
配給:ブロードメディア・スタジオ
©EUROPACORP- TF1 FILMS PRODUCTION – GRIVE PRODUCTIONS Photo : Jessica Forde
トーキョー女子映画部での紹介記事
辛口?甘口?映画批評&デート向き映画判定
http://www.tst-movie.jp/hh07_ma/hh07_ma_Malavita.html
トーキョー女子映画部サイトに戻る→
ロバート・デ・ニーロ、若いファンたちの姿にニンマリ はコメントを受け付けていません