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05 11月

大先輩の石橋蓮司の堂々とした姿に追い込まれた岡田将生!?

Posted in 未分類 on 05.11.13 by Merlyn

『四十九日のレシピ』完成披露舞台挨拶、永作博美、石橋蓮司、岡田将生、二階堂ふみ、安藤裕子(主題歌担当)、タナダユキ監督

2013年9月11日、本作の完成披露舞台挨拶が行われました。今回の舞台挨拶が永作博美の出産後初登壇だったことから、会場のお客様より「永作さん出産おめでとう!」との声が上がりました。これには永作博美も驚き、「働くお母さんたちがたくさんいるので、私も頑張ります」と笑顔でコメントしていました。

MCより「最初に本作の話が来たときはどう思いましたか?」と尋ねられると永作博美は「まず原作を読み、亡くなった方が四十九日を盛大にやって欲しいと願っていたことがとても印象的で、ぜひ私が叶えたいという気持ちでこの役を引き受けました。私が演じた百合子という人物はいろいろなことを背負って生きている人なので、それをリアリティとして表現するのは難しいだろうなと思っていました。でもほかの俳優さんたちやスタッフに本当に支えられてなんとか百合子を演じることができました」と話しました。四十九日と宴会のイメージが両極端に思えますが、映画のなかではどのような四十九日になっているのかが楽しみです。

百合子の父親役を演じた石橋蓮司は今回の現場について「永作さんとは今回が初共演で、最初に一緒に撮ったのは百合子が実家に帰ってくるシーンでした。永作さんが私の目の前に座る姿から百合子の子ども時代が想像できて“なんでお前は帰ってきたんだ!”というセリフが素直に出ました。本当にやっかいな娘がやっかいな問題を持って帰ってきたという気がして役にすぐに入ることができました」と話すと、MCが「劇中ではかなり大きい声を出していましたが声を大きく出すコツなどはあるのでしょうか?」と尋ねると、「コツはありませんが、やりましょうか?」と言い、「セリフじゃないのに声を大きく出せるかこのやろう!」と会場に響く大きな声を出していました!その後MCより「では岡田さんも(ブラジル人役だったので)ポルトガル語をぜひお願いします」と言われると岡田将生は「石橋さんがやったから僕もやらないとダメじゃないですか〜」とためらいつつも、「ボニータ!」と劇中で百合子に言っていたセリフを表情付きで披露しました!石橋蓮司も岡田将生もいざやるとなると役者スイッチを入れてしっかりやっていたのでさすがプロの役者だなと感心してしまいました。

岡田将生は今回演じた日系ブラジル人のハル役がきたときの印象について「僕は日系ブラジル人っぽく見えるんだなって思いました(笑)。もっと似ている方もいるなかで僕に話が来たということは何か試されているのかなと思い、今回は日系ブラジル人になりきろうと決めました」とコメントしました。また熱田家に乗り込む少女のイモ役を演じた二階堂ふみは「ここ何年か血がいっぱい出るような映画に出ることが多かったので、母と電話をしていたときに“あんたはまた血が出る作品に出るの?”と心配そうに言われました。でも今回は“血が出ないすごく良い作品だよ”と話し、母を安心させることができたので良かったです」と話しました。今回血は出ないようですが(笑)、岡田将生が日系ブラジル人、そして二階堂ふみはロリータ系ファッションの女の子ということで十分キャラは濃いですね。

監督は今回描いた熱田家について「この映画のなかで家そのものが登場人物の1人みたいなところがあるので、たくさんロケハンして探しました。料理については私がもともと大好きだった料理家のなかしましほさんにお願いしました。劇中に使用した料理は見た目だけでなく本当に美味しい料理を作ってくださり、私自身まかないのために頑張ったと言っても過言ではないくらい美味しい料理でした」と語りました。さらに監督は本作の主題歌にもこだわったそうで、「映画が終わって最後に流れる曲を安藤裕子さんに歌って欲しい」と思い依頼することを決めたそうです。主題歌を依頼されたときのことを安藤裕子は「最初にハワイの“アロハオエ”という曲に日本語歌詞を付けて歌ってくださいというお話を頂きました。その後本編を最後まで観たら、永作さんの表情から何か伝わってくるものがあり、その気持ちを歌詞に乗せました」と話しました。映画を観終わって最後に流れる曲はとても重要ですよね。ぜひエンドロールの最後まで観て映画の余韻に浸りましょう。最後に監督から「本作はいろいろな思いがありながらもなんとか自分の足で生きていこうとする人たちの話になっています。ぜひ楽しんで観てください」とコメントがあり、舞台挨拶が終了となりました。

この日はお客様も女性が多く、登壇者も女性が多かったせいかとっても和やかな雰囲気の舞台挨拶でした。それにしても永作博美はお肌が白くてとってもきれいですね!あんな風に素敵なママになれたらなと憧れてしまいました。

本作の訳ありの熱田家とキャラの濃い人々がどのような四十九日を迎えるのかがますます気になります!ぜひ劇場でその模様を確認しましょう。

『四十九日のレシピ』

2013年11月9日より全国公開

配給:ギャガ

©2013映画「四十九日のレシピ」製作委員会

http://49.gaga.ne.jp/

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