映画『トゥルー・グリット』ヘイリー・スタインフェルド来日記者会見
2011年2月17日、映画デビュー作にして第83回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたヘイリー・スタインフェルドが多くのマスコミが集まる会場に登場。彼女は1万5千人の中からオーディションで選ばれ、ジョエル&イーサン・コーエンが監督、スティーブン・スピルバーグ製作、ジェフ・ブリッジス、マット・デイモン、ジョシュ・ブローリン出演の本作に出ただけでなく、既に各国の映画賞ですでに14冠に輝いている14歳のスター。本作のオーディションを受けてから1年で、しかも映画デビューしたての女優とは思えないほど、堂々としっかりと受け答えをする彼女。今作で演じたマティとの共通点を聞かれると、「マティという少女は何事にもぶつかっていって、必死に欲しいものを手に入れます。また自立心があり、自分に自信があります。目標があって誰に何を言われてもそれに向かっていきます。そういうところは自分と似ていると思います。違いは彼女は考えてから行動しますが、自分はあまり考えずに行動するのでそこが違うと思います」と回答。観ている側からすると、はきはきとしたところはマティと似ているけれど、ニコニコしていてかわいらしく女の子らしいところはやっぱり14歳の女の子だなと思いました。
そんな彼女はこれまで数々の映画祭や公の場で、ミュウミュウやプラダなどの服を着て登場したとのことで、ファッションについて聞かれると「ファッションの世界は大好きで、洋服が大好きなんです。俳優を志したときは華やかでファッショナブルでグラマラスな世界を想定していたので、最初の映画でウエスタンの古い洋服を着て、土などを付けられてちょっとがっかりだったんですが(笑)、授賞式などではプラダとかミュウミュウなど好きなブランドを着ることができました。今後の映画では綺麗なファッションができる作品に出たいです」と答えていました。そりゃお年頃ですもんね(笑)。
で、今回は男ばかりの映画でしたが、次に女優さんと共演するとしたら誰が良いか、どんな女優を目指しているのかという質問がありました。「ダイアン・レインさんが大好きなので共演したいです。目標としている女優もダイアン・レインさんです」とのこと。ダイアン・レインと言えばセクシーなイメージなので、これはちょっと意外でした。まだ14歳でこの演技力なので、どんな作品に挑戦していくのか気になりますね。まずは本作での好演をぜひ観て欲しいと思います。女性としてもかなり共感できるキャラクターを演じていますよ。
『トゥルー・グリット』2011年3月18日より全国公開
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
トーキョー女子映画部での紹介記事
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