映画『ワン チャンス』スペシャルライブイベント、ポール・ポッツ、デヴィッド・フランケル監督、荒川静香(花束ゲスト)、藤澤ノリマサ(歌のステージ共演ゲスト)
2014年3月12日、本作のモデルであり劇中の楽曲吹き替えを担当したポール・ポッツと、デヴィッド・フランケル監督が東京都内にあるキリスト品川協会にて行われたスペシャルライブイベントに登壇しました。ポール・ポッツは、今回10回目(ツアーでの来日を含め)の来日だそうです。
まず劇中のエピソードについて、ポール・ポッツと相談しながら作ったのかという質問に対して監督は「ユーモラスなところを出すように心がけました。ポッツさんには生まれ育ったところを案内してもらったり、人生のツアーガイドをしてもらいました。天気が悪くて恐縮してましたが、ポールさんの住んでた地方は年中天気が悪いところだったので、それもポールさんの辿ってきた人生なんだなと思いました」とコメント。それに対しポール・ポッツは「才能ある方々とディスカッションをしながら創り上げていくのは、映画づくりの醍醐味だなと思いました。この映画で一番届けたいことは、チャンスをつかむためには周りにサポートしてくれる人あってのこと。そしてなにより諦めないことだと思います」と皆を勇気づけてくれるコメントをしてくれました。
そして、諦めずに夢を掴んだ人物として、日本が誇るオリンピック金メダリスト荒川静香が花束贈呈で登場。荒川静香は「“誰も寝てはならぬ”の歌唱でチャンスをつかまれたポッツさんにオーディション番組の頃から注目していました。私もこの“誰も寝てはならぬ”という曲で滑ったことがあり、2度運命を変えてもらいました。ポッツさんもこの曲でチャンスをつかまれたということで嬉しい縁だなと感じています。劇中ではストーリーの進行と共に歌い方も変えているとおっしゃっていましたが、耳、目、そして心で楽しめる作品だと思います。私も大好きです」と本作を絶賛。さらに「夢を諦めないで現役を続けようと思ったのはなぜですか?」と聞かれた荒川静香は「アスリートは失敗することの方が多くて落ち込むことも多いんです。それでも続けられたのは、友人や家族、ファンの方々など周りのサポートがあったからこそだと思います。応援してくれた人が、誰一人として欠けていたら続けられていないと思います。オリンピックでは自分の好きな曲で滑りたいと思い“誰も寝てはならぬ”で金メダルを獲ることができました。私にとってパワーソングです」と、本作でキーとなる“誰も寝てはならぬ”との縁について熱く語ってくれました。
そして、なんとこの日、ポール・ポッツが“誰も寝てはならぬ”を生披露。さらに本作のミュージックアンバサダーを務めるポップオペラの貴公子、藤澤ノリマサも登場。二人のデュエットで“ムーン・リバー”も披露されました。オペラは観に行ったことがないですが、目の前で歌われると本当に感動的でウルウルきてしまいました。本作でも歌は全てポール・ポッツが吹き替えていて、荒川静香の言葉のとおり、本当に耳、目、心で感動できる作品となっています。何回観ても良いなと思える作品です!
『ワン チャンス』
2014年3月21日より全国公開
配給:ギャガ
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トーキョー女子映画部での紹介記事
ポール・ポッツ インタビュー
http://www.tst-movie.jp/special01/sp32_OneChance_PaulPotts.html
辛口?甘口?映画批評&デート向き映画判定
http://www.tst-movie.jp/hh10_wa/hh10_wa_OneChance.html
【映画を処方】夢からは逃げられない
http://www.tst-movie.jp/doctor/dct11.html
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話すとお茶目、歌うと一気に男前のオペラ歌手ポール・ポッツ来日『ワン チャンス』 はコメントを受け付けていません