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26 3月

玉木宏と石原さとみが柄本時生にツッコミまくる!? 映画『幕末高校生』

Posted in 未分類 on 26.03.14 by Merlyn

映画『幕末高校生』完成報告会見、玉木宏、石原さとみ、柄本時生、千葉雄大、李闘士男監督

2014年3月5日、本作の完成報告会見が行われました。本作は高校生とその担任の先生が現代から江戸時代にタイムスリップしてしまい、勝海舟に出会うという物語。この設定にちなみ、勝海舟役の玉木宏は着物にまげ姿で登場しました。そんな玉木宏は歴史的偉人を演じたことについて「勝海舟は現代の日本に繋がる道を作った人というイメージが強かったのですが、この作品のなかでは弱い一面や、本当に頼りになるのかなっていう人間らしい一面も見られます。この映画を通して新しい勝海舟像を生み出すことができたかなと思います」とコメント。玉木宏は何を着ていてもキマりますね。袴姿が凛々しくてまぶしかったです(笑)。

高校教師役を演じた石原さとみは「監督がこの撮影に入る前に、“この映画はコメディじゃないから”とすごく言っていたのですが、完成した映画を観たらこれは“ザ・コメディ”だなと思いました(笑)。現場は時代劇の本場、京都の太秦だったのですが、そこで現代の服を着てヒールで走り回るというのはワクワクして、その感じが映画のなかにも反映されたと思います」と話しました。生徒役の千葉雄大は本作について「幕末にタイムスリップするお話なんですけど、教科書に出てきた人たちはこんな感じだったのかなと思いながら撮影をしていました。僕の役はあまり群れないひょうひょうとした人物でしたが、この映画はすごく熱くなれる作品で誰でも楽しめる作品になったなと感じました」としっかりコメント。同じく生徒役を演じた柄本時生は本作を観た感想について「えーと、実はまだ観ていません」と話すと、石原さとみが「しっかりして時生くん!」とツッコミを入れられていました。また、撮影中の印象に残るエピソードについて玉木宏が「時生くんが何度も台本を失くしたことですね(笑)。しかも人にせいにするという…」と話すと、柄本時生は「いや、台本はあったんですよ。ただ石原さとみさんのマネージャーさんが間違って持っていたんですよ」と一言。すると玉木宏がすかさず「あれは置いた場所が悪かったんだよ。ちゃんと自分で管理しないといけないのに、変なところに置くから」とここでもツッコミを入れられていました。柄本時生は個性的なイメージでしたが、そのちょっと抜けた素のままな感じには親近感が持てました。

その後MCより「現代劇と時代劇の融合するタイムスリップものを撮ったわけですが、何か意識されたことはありますか?」と尋ねられた監督は、「今は10年経っただけでもかなり変わる時代ですが、この映画では140年くらい遡るので、今とは相当違うと思います。でも実は社会情勢や環境が違っても、そこに生きている人たちは昔も今も変わらないものがあるのではないかと思いながら撮りました」と話しました。また監督は「もし幕末に本当にタイムスリップしたらどんなことをしてみたいですか?」という質問に対して、「この映画を持っていって感想を聞いてみたい」と答えていました。さすが監督ですよね。江戸時代の人たちがこの映画を観たら事実と比べる前に、まず技術的な部分に驚いてしまうでしょうね。

会見中はすごく和やかで笑いの絶えない楽しい雰囲気でしたが、生徒役の柄本時生と千葉雄大がまだ若々しいだけに、その2人を引っ張っていく玉木宏と石原さとみがすごく大人で頼もしく見えました。映画のなかではどんな関係性になっているのかが気になります。本作の公開は7月26日なのでちょっと先ではありますが、楽しみに待ちましょう。

『幕末高校生』

2014年7月26日より全国公開

配給:東映

http://www.bakumatsu-kokosei.jp

©2014「幕末高校生」製作委員会

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