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25 4月

マイケル・ファスベンダーは生意気な奴?『それでも夜は明ける』スティーヴ・マックィーン監督来日

Posted in 未分類 on 25.04.14 by Merlyn

映画『それでも夜は明ける』来日舞台挨拶、スティーヴ・マックィーン監督映画『それでも夜は明ける』来日舞台挨拶、スティーヴ・マックィーン監督、木村佳乃(ゲスト)

第86回アカデミー賞で作品賞、助演女優賞(ルピタ・ニョンゴ)、脚色賞、3部門を受賞した本作の監督を務めたスティーヴ・マックィーン監督が来日。受賞について監督は「とても疲れています。本当に長い道のりでした。映画を作り終わって、そのあといろいろな映画祭で順次上映してきたわけです。いわゆる賞取りゲームというか、いろいろな授賞式にものぞんで、そのレースから下りたいようにも思いました。でもその都度Q&Aが行われたりすると、皆さんがいかに情熱を持ってこの奴隷制度に関心を持ってくださっているかがわかりました。そこで改めてこのテーマを活発に話す機会にもなったので、自分でも報われる部分がありました。表現者として私の仕事だなと思うのは、単純には答えられない問いを皆さんに投げかけて、皆さんとテーマを繋げて、皆さんもその問いに対して貢献というか、その問題に対して反応したり考えて頂く橋渡しをするのが仕事ではないかと思っています」と語りました。

映画『それでも夜は明ける』来日舞台挨拶、スティーヴ・マックィーン監督、木村佳乃(ゲスト)そしてこの日、本作に感銘を受けたという木村佳乃がゲストで登場。自身も子どもが2人いる木村佳乃が、本作で子どもと離ればなれにさせられる女性について大変ショックを受けたと語ると、監督は「本当にああいったことは頻繁に起きていました。家畜扱いでしたから、家族が離ればなれになって売られたんですが、人間として扱われていないのでそういう悲劇が起きていました。今の世の中にも特にアメリカで影響を与えていますが、例えば片親の家族、ドラッグの影響、貧富の差、教育の不平等という問題があります。皆が本当に平等なところから同じように機会を与えられてスタートしたのならこういうことはないと思うんですが、そもそもスタート地点からアフリカ系アメリカ人は遅れをとって、こういう過去をひきづっているからだと思うんです」と、未だに残る問題を指摘しました。次にルピタ・ニョンゴが演じたパッツィーのその後を質問されると、「パッツィーがどうなったかは誰も知らないんです。あの後、南北戦争が起きて奴隷たちは自由にはなりました。本が出版された後、実際にプラットという名前でソロモンが実際に存在したのか検証をしにあの農園に行った方がいるんですが、その時パッツィーはそこにはいなかったそうです」と話してくれました。

映画『それでも夜は明ける』ルピタ・ニョンゴまた俳優としてマイケル・ファスベンダーとルピタ・ニョンゴについて、「2人は本当に真実味を持って体現できる希有な役者だと思います。フィルターを通していないというか、本当にパワフルな演技ができる俳優です」と絶賛。監督の作品に多く出演しているマイケル・ファスベンダーについては、「彼には『Hunger』のオーディションのときに初めて会いました。そのときは“誰だ、この生意気な野郎は”と思ったんです(笑)。でも彼は他の皆の評判が良かったので戻ってきたんですが、そのとき初めて彼は心を開き心が通じるようになりました。オーディションはとても過酷な状況で、どういう結果になるかわからないし、どこまで自分を見せるかという葛藤があるからだったと思います。オーディションが終わって彼に決まったときは、彼のモーターバイクの映画『それでも夜は明ける』マイケル・ファスベンダー後ろに乗ってスタントみたいなことをしたり、仲良くなりました」と出会いについて話してくれました。今では人気俳優として数々の作品に出ているマイケル・ファスベンダーもオーディションで緊張していた時期があったんですね!

そして、監督は「私がとても触発される都市は東京とパリです。人々が素晴らしいということ、街並みやデザイン、人々の生き方、思想、人の会話や話し方にとても興味を覚えます。皆さんとても聞く耳を持ってらっしゃるんですね。私が普段生活している場では皆しゃべるだけで聞かない。日本の方は聞いて、そしてそこから会話をして下さいます」と日本のことを褒めてくれました。日本での撮影も興味があると話していたスティーヴ・マックィーン監督。いつか実現すると良いですね!

映画『それでも夜は明ける』キウェテル・イジョフォー/マイケル・ファスベンダー『それでも夜は明ける』PG-12

2014年3月7日より全国公開中

配給:ギャガ

http://yo-akeru.gaga.ne.jp/

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