映画『MONSTERZ モンスターズ』ジャパンプレミア、藤原竜也、山田孝之、石原さとみ、松重豊、木村多江、中田秀夫監督
2014年5月21日、本作のジャパンプレミアが行われました。この日は舞台挨拶の前に藤原竜也と中田秀夫監督が花園神社にて大ヒット祈願をし、人力車にて会場の新宿ピカデリーに登場しました。日中は雨が降っていたのですがタイミングよくやみ、無事に会場に到着。すると藤原竜也は、「僕は映画のなかで人間を操れる男役を演じているのですが、今日は天気まで操ってしまいました(笑)」とコメントしました。その後劇場内に移動し、舞台挨拶がスタート。この舞台挨拶の様子はニコ生でも生中継され、スクリーンには視聴者の生の声が流されていました。ちなみに写真の「888888」は「パチパチパチ」という拍手を表しているそうです。
石原さとみは、本作の急に操られるシーンの演技について「カットを割って撮って頂いたシーンもあったのですが、竜也さんが演じる男に銃を向けるシーンは、まとまって撮っていたので一番難しかったです」と語りました。すると監督は「でもあのシーンはエキストラの方が1カット終わるたびに、さとみちゃんの演技に感激して拍手していたんですよ」とコメント。監督は今回なるべくCGを使わずに、多くのエキストラの方に協力してもらい撮影に臨んだようですよ。
そんなエキストラの方について監督は「やっぱり最後は人数で勝負だと思いました。今は確かにCGで人を増やしたりもできるんですけど、人間のエネルギーというものを信じて、ボランティアのエキストラの方も含めて大活躍して頂きました。エキストラの方からは、映画の一部を演じているという熱意をすごく感じましたし、自分たちのパフォーマンスに拍手を送っている場面もありました」と語りました。本作には、たくさんの操られる人間が登場しますが、それが全てエキストラの方だからこそ、CGには出せない迫力あるシーンになったんだと思います。
また藤原竜也は、撮影中のエピソードについて「僕が撮影中に寝坊してしまったことがあったんですが、それからしばらくたって、みんなで親睦会を兼ねたBBQをやったのですが、そこでなぜか僕だけ衣装部の人に引っ張られ、下半身に白鳥の付いた衣装を着せられたんです。そしたらそれは、遅刻した僕への監督からの罰ゲームだったんですよ」と話すと、監督は「かわいくてなかなかキレイでしたよ(笑)」感想を述べ、実はこの衣装を監督も着て、ゲイのキャラを装ったというエピソードも明かしていました。
劇中では藤原竜也と山田孝之が、それぞれ美しい体を披露するシーンがあったのですが、そのことについては会話で盛り上がっていたので、下記に紹介します。
MC:今回藤原さんは劇中では鍛えあげられた肉体が惜しげもなく披露されていますが…。
藤原竜也:いや、それよりも山田孝之のビーチバレーのシーンがありますからね(笑)。
山田孝之:どこに需要があるんだろう。このシーンは何なんだって思いましたね〜。
石原さとみ:月9っぽいシーンでしたよね!
山田孝之:ほかの人がやれば月9っぽくなるんでしょうけど、僕だとならないんですよね(笑)。
石原さとみ:そうですか!?キラキラしてましたよ!
MC:監督は撮影していてどうでしたか?
中田監督:結構緊張しながら撮っていましたよ。自分のなかに乙女心みたいなものがあるので(笑)。藤原くんのシャワーシーンは、頬を紅潮させながら僕が一人で緊張していました。山田くんの水着シーンも、BGMを流しながら撮って僕が一人でノリノリでした(笑)。
山田孝之:AKB48の“恋するフォーチュンクッキー”が流れていましたね。
会場:あははははは。
…という感じに、それぞれ楽しそうに話していました。藤原竜也に白鳥付きの全身タイツを履かせたり、頬を紅潮させながら撮影をしたり、普段ホラーを撮っているとは思えないほど監督が茶目っ気たっぷりでおもしろかったです(笑)。
最後に藤原竜也よりこれから映画を観る方に向けて「いよいよ公開となりますけど、一人でも多くの方にこの作品を届けられたらと思います。二度三度多く観て頂いて、応援もよろしくお願い致します」と挨拶をし、舞台挨拶が幕を閉じました。
今回のジャパンプレミアでは、キャストも監督も和気あいあいとした様子でしたが、映画ではそのイメージとは打って変わって、シリアスで壮絶な戦いが繰り広げられています。“人間を操る男”と“その男が唯一操れない男”の結末をぜひ見届けてください!監督が乙女心を騒がせ撮影したサービスカットにも注目です(笑)。
『MONSTERZ モンスターズ』
2014年5月30日より全国公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
http://wwws.warnerbros.co.jp/monsterz-movie/
©2014「MONSTERZ」FILM PARTNERS
トーキョー女子映画部での紹介記事
辛口?甘口?映画批評&デート向き映画判定
http://www.tst-movie.jp/hh07_ma/hh07_ma_monsterz_fujiwara.html
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藤原と山田の肉体に、中田秀夫監督の乙女心が踊った!? はコメントを受け付けていません