映画『マイティ・ソー』浅野忠信凱旋帰国記者会見
2011年6月16日某所にて、浅野忠信が撮影中のロンドンから帰国し『マイティ・ソー』記者会見を行いました。主人公ソーが雷神であることから、セットには擬似的に雷を起こすマシーンが設置されており、ものすごい音を立てながら、雷光を放っていました。そんななか、浅野忠信登場!ケネス・ブラナー監督からのビデオメッセージも届き、そのなかで浅野忠信は“タッド”と呼ばれていました。浅野曰く、「外国の方にはタダノブが言いにくいみたいで、皆からタッドと呼ばれていました」とのこと。なんかかっこいい響きですね。
今回ハリウッド進出第1作目となる本作ですが、ケネス・ブラナー監督はアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『モンゴル』で彼を見て気に入ったそうです。ビデオによるオーディションを2度やって今回の役を得たとのこと。そして、私は知らなかったのですが、浅野忠信のおじいさんはアメリカ人だそうですね。もうお亡くなりになっていますが、おじいちゃんに会いに行くにはアメリカの映画に出ることだとずっと思っていたそうで、今回の出演を機にお墓参りに行けたと喜んでいました。良い話だ〜。あと「今回ハリウッド作品でしかも3Dで自分が画面に出てきたときはどう感じましたか?」という質問には「日本の作品でホーガンなんて名前の役はまずないですからね(笑)。しかも3Dなので、『ホーガンが出てきたよ』と観客の感覚で観ました」と語っていました。
最後に花束贈呈で『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』で夫婦役を演じた松たか子が登壇。“You did.”という一言目のセリフを聞いて「ハリウッド作品第一声だ」と感慨深く鑑賞していたとのことで、なんだか『ヴィヨンの妻〜』のときの妻のように、浅野の活躍を見守っている感じで微笑ましかったです。それに対して、浅野忠信は「あのどうしようもない夫が戦士になりましたよ(笑)」と言っていたのが笑えました。確かに『ヴィヨンの妻〜』の夫役のキャラから考えたら、ギャップがすごいですね!
浅野忠信は今後も立て続けにハリウッド超大作に出演しますが、彼の今後の活躍を祈って、まずは皆さんも映画館で『マイティ・ソー』のホーガンを応援しましょう!
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
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浅野忠信『マイティ・ソー』に出演でアメリカ人の実祖父の墓参り叶う はコメントを受け付けていません