映画『るろうに剣心 京都大火編』プレミア舞台挨拶、佐藤健、武井咲、伊勢谷友介、青木崇高、神木隆之介、土屋太鳳、高橋メアリージュン、江口洋介、藤原竜也、大友啓史監督
2014年7月23日に行われた本作のプレミア試写会で、主演の佐藤健ほかキャストと大友啓史監督が舞台挨拶に登壇しました。イベントが始まると、キャスト、監督は客席側を通って登場。4000人が集まった会場は熱狂ライブのような状況になりました。そんな様子に佐藤健は「皆、激しすぎでしょ(笑)」と、この予想以上の盛り上がりに嬉しい表情を見せました。司会から「この作品の何が佐藤健をそこまで焚きつけたのでしょうか?」と聞かれた佐藤健は「もともと僕は原作が大好きだったんですよ。まさか自分が剣心をやるなんて思っていなかったです。原作ファンを代表して、この剣心という題材をすごく特別に愛してくださっている方たちの思い、原作の魂をくんで実写化させてもらったつもりです。きっとファンの方も納得してもらえるようになっていると思います」とコメントしました。そして、薫役を演じた武井咲は、前作からの剣心との関係性の変化について聞かれ、「今回は薫も戦います。今までは道場を一人でやってきた子なのに、生死をかけた戦いに挑んでいくんです。そのアクションシーンがきっと剣心に対する愛情なんだろうなと思いながら撮影しました」と答えました。今作では2人の絆がよりストーリーのキーとなっているので注目してください。
次に本作の悪役、志々雄真実(ししおまこと)を演じた藤原竜也は「大変なくそ暑いスーツを着てやらせて頂きました(笑)。目と口しか開いていないので注目して欲しいと思います」と挨拶。四乃森蒼紫(しのもりあおし)を演じた伊勢谷友介は、69歳の田中泯が演じる翁との死闘シーンについて聞かれると、「(自分が)いい歳して、もっといい歳した方と戦って(笑)。でも(田中泯さんは)ものすごい体力なんですよ。(映画のストーリーとしては)負けるはずなのに、この人負ける気してないでしょっていう感じで戦ってくる辺りは、僕勝手に気持ちを陵駕されながらやってました。この人が頑張ってるなら僕はひいこら言ってられないなと思いました」と撮影時のエピソードを語り、司会が「(田中泯さんは)69歳って信じられないですね」と言うと、「僕は38歳です」と返し、会場の笑いを誘いました。そして、この日特に大きな声援を浴びていたのが、瀬田宋次郎を演じた神木隆之介。彼が挨拶をし始めてもなかなか黄色い声援が鳴り止まずでしたが、原作ファンのなかでは一番原作に近いキャラクターになっていると評判のようで、神木自身も原作の大ファンということで演じるにあたり気を付けたポイントを聞かれると、「宋次郎と言えば笑顔だと思うんですよ。その笑顔が劇中で誰に向けた笑顔かというのでちゃんと意味を込めました。志々雄さんに向ける笑顔、剣心に向ける笑顔は違いますし、意味合いを持って笑っているのでそういうところを観て頂きたいと思います」と話しました。
一通り、キャスト、監督が挨拶、コメントをしたあとは、本作の撮影現場への訪問、主役争い、熊本での再会などを経て、剣心役の佐藤健の“親友”となったくまモンがゲストで登壇。見事(!?)な剣さばきも披露し、会場を盛り上げました。剣心を演じた佐藤健が俳優生命をかけて撮影に挑んだという本作。日本映画のイメージを刷新するスケールで描かれているので、原作を知らない方、前作を観ていない方もぜひ観て欲しいと思います。
『るろうに剣心 京都大火編』2014年8月1日より全国公開
『るろうに剣心 伝説の最期編』2014年9月13日より全国公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
©和月伸宏/集英社 ©2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会
トーキョー女子映画部での紹介記事
辛口?甘口?映画批評&デート向き映画判定
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