映画『トランスフォーマー/ロストエイジ』来日記者会見、ニコラ・ペルツ、ジャック・レイナー
2014年7月29日、本作のニュー・ヒロインでテッサ役を演じた現在19歳のニコラ・ペルツと、そのボーイフレンド、シェーン役を演じた22歳のジャック・レイナーが来日しました。
2人の登壇前には、オプティマスプライムが(声の出演で)指揮を執り、プロジェクションマッピングが披露されました。今作でさらに装備をパワーアップしたオプティマスプライムとバンブルビーのレプリカがステージ上に配置されていましたが、前作と見比べなくてもかなりバージョンアップしていることがわかる姿でした。これだけでもトランスフォーマー・ファンはテンションが上がってしまうのですが(私も大ファンです)、この日はオートボット特派員として一般のファンの方も会見に参加していました。
そして、ニコラとジャックが登壇。ニコラはかなり深いところまでスリットが入った白のセクシーなドレスで登場。19歳ながらセクシーさが半端ありませんでした。劇中でもきわきわまで短く切ったホットパンツを履いて美脚を披露してしますが、生で観るとさらにその美しさが実感できました。
今回マーク・ウォルバーグが演じるケイドの娘役を演じていますが、彼との共演についてニコラは「とにかく素晴らしい方でした。毎日現場でご一緒させて頂いて彼からたくさん学ぶことができました。今回彼の娘役ということはかなり気に入っていますし、マークさん大好きです」とコメントしました。役作りについては「マイケル・ベイ監督とマークさんと結構リハーサルをしました。テッサには非常に共感できるところが多かったんです。というのも私も過保護のお父さんがいるのでそういうところが共通しているし、私と父親もとても良い関係なので映画のなかの関係とちょっと似ているところがあります。本当に素晴らしいストーリーになっていたと思いますし、この役を演じるのはとっても好きでした」と語りました。
そして、ジャック・レイナーは記者から「マイケル・ベイ監督はアクションシーンを実際に役者にやらせるということで知られていますが、大変だったシーンは?」と聞かれ、「毎日いろいろな挑戦がありましたが、その中でもより困難だったのは(撮影には)納期というか期限があるので、それに対するプレッシャーがありました。また予算が大変大きな作品なので、とても大きなスタントが絡むものもあります。20分くらい続くシーンでその撮影がうまくいかなかった場合はすべて再設定するのに1週間くらいかかる規模のものもあったり、そういうシーンに挑むときは大変でした。でもより自分たちも頑張ろうと思いますし、役者としてはとても健全な経験だったと思います」と答えました。さらにニコラは「この映画に入るときにはグリーンバックでの撮影がかなり多いと思っていましたが、実際に撮影に入ると(グリーンバックでの撮影は)たった4日間だけでした。マイケル・ベイ監督はリアルに撮るということにこだわりますので、俳優としては実際に爆発とかも体験しましたし、カーチェイスも実際にやっていました。マイケル・ベイは天才的な監督ですが、私はその体験ができて嬉しかったです」と付け加えました。こういう撮影秘話を聞くと、より本作の凄さとマイケル・ベイ監督のこだわりの深さを実感します。
最後に、オートボット特派員として来場していた一般のファンの方からの質問タイムへ。オートボット特派員の方は質問の前に、トランスフォーマーがどれだけ好きかという愛を述べるルールが課せられました(笑)。「司令官に踏まれて死んでもいいくらい好きです」という方もいれば、愛が深すぎて緊張で言葉にならないファンもいらっしゃいましたが、とても和んだ会見になりました。ファンの質問では「お気に入りのトランスフォーマーは?」という質問が投げられ、2人とも声を揃えて「バンブルビー」と答えました。ジャックはバンブルビーについて「一番楽しいキャラクターだと思いますし、彼自身が自分の表現方法でポップカルチャーを尊重している部分が楽しいなと思います」と話し、少し子どもっぽいところがあるバンブルビーについて10代のニコラは「彼のティーンネイジャー的なところが好きなんです」とティーンネイジャーならではの視点を述べました。2人ともバンブルビーが一番のお気に入りだと言われちょっとすねてしまったオプティマスから、最後に「2人にとって、私はどんな存在になるのかな?共演してどうだったかな?」と質問があり、ニコラは「あなたは最高で、本当にプロフェッショナルで仕事ができて本当に良かったです。バンブルビーも好きですがあなたも愛してます」とフォロー(笑)し、会場が和みました。
本作は、シリーズ4作目となりますが、キャストを一新し、世界観もスケールアップ、トランスフォーマーたちもバージョンアップしていますので、ぜひ大きなスクリーンで迫力を味わって頂ければと思います。
『トランスフォーマー/ロストエイジ』
2014年8月8日より全国公開
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
©2014 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
トーキョー女子映画部での紹介記事
辛口?甘口?映画批評&デート向き映画判定
http://www.tst-movie.jp/hh04_ta/hh04_ta_Transformer4_lostage.html
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ニコラ・ペルツ&ジャック・レイナーのコメントでオプティマスがバンブルビーに嫉妬!?『トランスフォーマー/ロストエイジ』 はコメントを受け付けていません