映画『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』来日舞台挨拶、ケラン・ラッツ、パトリック・ヒューズ監督
2014年10月28日、東京国際映画祭に出品された本作の舞台挨拶に、アクション俳優として若手注目株のケラン・ラッツと、パトリック・ヒューズ監督が登壇しました。ケラン・ラッツは「今回日本に来るのは初めてで、とても嬉しく思います。東京、日本が大好きになりました。この映画はとにかくみんなで楽しく作りました」と挨拶し、ヒューズ監督は「ケランも言いましたが、この映画を撮るのがとにかく楽しくて、皆大笑いしながら楽しみながら撮りました。ビッグスターあり、大爆発あり、大笑い、ビッグドラマもあります。とにかく“ビッグ”が4つ揃った映画ですから、ぜひ皆さん、ジェットコースターのような感じで楽しんでください。日本が大好きになったのでここに移住しようかと思うくらいです」と二人とも日本がとても気に入ったようでした。
今回、大スターたちと共演を果たしたケラン・ラッツは「このシリーズに出演できたことはワクワクドキドキすることでした。子どもの頃から憧れていたスターたち、ランボー、ターミネーター、ゾロなどのヒーローを演じていた人たちに会えて、子どもの頃に戻った気分でした。とにかく彼らはカメラが回っていても回っていなくても楽しい人たちです。お互いをからかい合いながら、どちらが筋肉が大きいとか小さいとかマッチョかとか常に比べ合ったり、ジョークを言い合っていました。僕自身はとにかくスポンジになって彼らから吸収できることは吸収しようと思いました。周りを見回す限り才能豊かな俳優さんばかりで、それぞれが演技の仕方が違います。俳優として学ぶのにこれだけ素晴らしい環境ってないなと思ったし、こんなことは一生経験することはないだろうと思いました。これだけアイコンと言われる俳優さんたちに囲まれたことをとっても嬉しく思っています」と楽しそうに撮影を振り返りました。スタローンからアドバイスはあったかという質問には、「役の上でも現場でも彼は僕にとって父親的な存在でいろいろ教えてくださり、本当によく面倒を見てくださいました。例えば彼と銃撃戦の撮影をしていると、スタローンがそばにいるということだけでとにかく僕は嬉しくてニコニコしちゃうわけです。そうするとスタローンさんが“カット、カット!”と言って、“お前な、人を殺すときにニコニコ笑ってたらダメじゃないか”ってダメ出しされちゃうこともありました(笑)。彼からのアドバイスは、“生真面目に考え過ぎるな。楽しんでやれ。いろんな映画を作ってもその映画を好いてくれるお客さんもいれば、気に入ってもらえないお客さんもいる。だからそんなに真面目に考えずにとにかく自分がこうだと思ったこと、自分が信じたことをやれば良いんだよ”っていうことを教わりました」と、たまにスタローンの物まねを交えながら語ってくれました。筋肉の大きさを比べ合っていたという話、マッチョ同士がしそうなじゃれ合いが想像どおりで、そういうマッチョ男子たちのカワイイ面がたくさん観られるのも本作の見どころなので、余計に親近感が湧きました(笑)。
そして、今回スタローンに因んだ“雄叫びコンテスト”がこの場で開催され、客席から立候補した3名の男性が出場。このコンテストに先立ち、ヒューズ監督がスタローンの物まねを先に披露してくれましたが、本当に上手なんです!コメディアンじゃないかというくらいノリノリに披露してくれた監督に、会場が大喝采を送り、爆笑でした。続いて出場者が各自雄叫びを披露し、優勝者に選ばれたのはコスチュームや小道具もばっちりで参上したプロの物まね芸人さん。ケランと監督が判定したのですが、プロとしてスタローンの物まねをやっているだけに勝てて良かったと会場中が胸をなで下ろしたのではないでしょうか(笑)。
ケランも監督もこの映画を楽しんで作ったと話していましたが、その現場の雰囲気をそのまま感じられる楽しいイベントでした。本当にこれでもかと言わんばかりのアクションスターが大集結している、他では絶対に観られないお祭り映画なので、ぜひ劇場の大きなスクリーンで大迫力を楽しんでください。
『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』
2014年11月1日より全国公開
配給:ポニーキャニオン、松竹
©EX3 Productions, Inc. All Rights Reserved.
トーキョー女子映画部での紹介記事
辛口?甘口?映画批評&デート向き映画判定
http://www.tst-movie.jp/hh01_a/hh01_a_expendables3.html
【男子映画部特集14】男性諸君よ、夏が終わっても油断するな、2014マッチョ祭!
https://www.tst-movie.jp/danshi_SP/danshi_SP14_musclemen2014.html
イイ男セレクション:ケラン・ラッツ(11/7UP)
http://www.tst-movie.jp/selemen/selemen_ka.html
トーキョー女子映画部サイトに戻る→ http://www.tst-movie.jp/index.html
スタローンの物まねが一番上手かったパトリック・ヒューズ監督、そしてケラン・ラッツも物まね披露『エクスペンダブルズ3』 はコメントを受け付けていません