映画『娚の一生』先行上映イベント、榮倉奈々、豊川悦司、向井理、安藤サクラ、前野朋哉、落合モトキ、廣木隆一監督
2015年2月9日、公開を直前に控えた『娚の一生』のPRイベントが行われ、キャスト、監督が勢揃いしました。この日、公開館となる新宿ピカデリーの階段を使った演出で、女性キャストが男性キャストのエスコートで降りてくるという設定になっていましたが、榮倉奈々、安藤サクラともにとても照れくさかったようで、下記の写真のような展開に(笑)。
続いて、榮倉奈々、豊川悦司、向井理が登場
続いて場所を劇場内に移し、舞台挨拶が行われ、2人の男性に思いを寄せられるつぐみを演じた榮倉奈々は「今回は、豊川さんが演じる海江田だったし、向井さんが演じる中川だったから、贅沢だなと思ったんですけど、実際だったら煩わしいですよね、きっと(笑)。もめ事ヤダなあ、みたいな。今さら…みたいなのはありますよね(笑)」とコメント。とてもサバサバしている女子という感じで、なんだか親近感が湧きました(笑)。そして、今回が初共演だった豊川悦司と向井理は、劇中の殴り合いのシーンについて、「向井君、強そうなので」と豊川が言うと、「いやいや、僕はあのシーンに全てをかけているので。というか、そんくらいしか出てないので、それに全てをかけました。結構怪我をしました。流血しました。…ちょっとすり傷ですけどね(笑)」と向井理。一方の豊川は「僕は万全の防護体制だったので大丈夫でした」と返しましたが、実際にどのくらいの殴り合いだったか、ぜひ映画を観て確かめてください。
続いて、今回豊川が演じた海江田という大人男子について、向井は「経験や包容力は年輪みたいなもので、自分で現段階で得ようと思ってもできることではないので、ただ単に年月を重ねていくだけじゃなく、ちゃんと何を考えて生きてきたかというのが出ると思います。それは革製品を使っているような感じで、いろんな自分の色がついていくっていうのは見ていてカッコ良いと思います」と述べ、前野朋哉は「僕は子どもを叱るシーンがグッときて、叱るべきところをちゃんと叱れる大人ってステキだなと思いました。自分もこうなりたいと思いましたが難しいですよね」とコメント。同じ男子たちも認める海江田は、紳士的でユーモアもあり、包容力もあって、ちょっぴり弱さも見せる多面的で魅力的なキャラクターなんですよね。豊川悦司がどんな風に演じているのかぜひご注目ください。
さらに大人の恋愛についての話題に及び、榮倉奈々は「心のどこかで恋している自分に気付いても、頭でブレーキをかけてしまって、一歩踏み出せないとか、そういうもどかしい気持ちは少し理解できます。恋愛だけじゃなくて仕事でも、経験を積むと答えがたくさん自分のなかにできてくるけど、それと同時にまた新しいところに踏み出す勇気が昔よりもたくさん要るっていうか、そのもどかしさはこの作品のつぐみちゃんと海江田の恋愛を観ていて思いました」と語り、なるほどなと思いました。彼女がこう語ったとおり、そのままつぐみのキャラクターに活かされているので、皆さんも本作を観て大人の恋愛を体験してみてください。
『娚の一生』
2015年2月14日より全国公開
配給:ショウゲート
http://otokonoissyou-movie.jp/
©2015 西炯子・小学館/「娚の一生」製作委員会
トーキョー女子映画部での紹介記事
辛口?甘口?映画批評&デート向き映画判定
http://www.tst-movie.jp/hh01_a/hh01_a_otokonoissyou.html
豊川悦司インタビュー
http://www.tst-movie.jp/special01/sp65_OtokonoIssyo_ToyokawaEtsushi_150213001.html
トーキョー女子映画部サイトに戻る→ http://www.tst-movie.jp/index.html
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