トーキョー女子映画部の取材リポート

『アンフェア the answer』大ヒット舞台挨拶

公開から２週間経った2011年9月29日。たったの２週間で、もう100万人観賞に到達しようとしていた本作の大ヒットを記念して、主演の篠原涼子と、佐藤嗣麻子監督が登壇し、舞台挨拶が行われました。

明日にも100万人に到達するというニュースに篠原は「もう今日で100万人でいいじゃないですか」と連発してましたが、会場にはこの日初めて観賞する人だけでなく、リピーターも多数いて、最高で4回観た人もいて、この勢いで100万人到達というペースは納得でした。私はこの日初めて観たのですが、誰が裏切っているのかがわかるヒントがどこにあったのか、逆にどこで雪平夏見はその裏切りに気付いたのかを確認したくなる内容なので、何回も観る人がいるのもわかります。

で、この日は今までの舞台挨拶では初、雪平の定番衣装であるロングコートを着て登場した篠原涼子。「雪平はヒールでないと」と妊娠中なのにも関わらず、ヒールを履いていました。正直、足もとはパンツの裾で隠れてあまり見えませんでしたが、プロですね！

そして、最後に、ドラマ版で娘役を演じた向井地美音が花束を持って登壇。初めて2人が会ったときは小学2年生だった向井地は、今は中学2年生。そんな向井地が篠原のことを褒めると、篠原は「打合せしてないのにちゃんと言えるようになって良かったです（笑）」と冗談を飛ばしてました。さらに佐藤監督は「2代目雪平になるんじゃないですかね」と言い、篠原が「このコート着る？」と質問すると、向井地は「着たいです」と答えてました。次世代にまたこのシリーズが出てきたら、あるかも知れないですね〜。そして気になる続編があるのかどうかという質問に、佐藤監督は一旦「終わりです」と答えてはいましたが、最後に「皆さん次第です」と言ったので、ここまでヒットしているとあるのかもしれないですね。

女性も惚れる強くて女性らしさも兼ね備えた“雪平夏見”というキャラクターと、女性監督が作ったとは思えないストーリー展開、ぜひご覧下さい。

『アンフェア the answer』
2011年9月17日より全国公開
配給：東宝
http://unfair-movie.jp/

©2011 アンフェア製作委員会

トーキョー女子映画部での紹介記事
映画批評&デート向き映画判定： http://www.tst-movie.jp/hh01_a/hh01_a_unfair_the_answer.html

トーキョー女子映画部サイトに戻る→http://www.tst-movie.jp/index.html