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20 5月

樹木希林&奈良橋陽子が語る、国際的スターになるために必要な要素<ジャパンデイ プロジェクト>記者会見

Posted in 未分類 on 20.05.15 by Merlyn

<ジャパンデイ プロジェクト>事業発表記者会見
・小山薫堂(写真中央左):ジャパンデイ プロジェクト プロデューサー/放送作家、脚本家、プロデューサー
・ 奈良橋陽子(写真右):ジャパン・パビリオン セミナーゲスト/プロデューサー、キャスティングディレクター、作詞家
・ 森下美香(写真左):ジャパンデイ プロジェクト ブランディングマネージャー
・ 樹木希林(写真中央右):映画『あん』主演女優、カンヌ国際映画祭に参加

2015年5月13日から24日まで開催のカンヌ国際映画祭に先立ち、2015年5月7日、<ジャパンデイ プロジェクト>事業発表記者会見が行われました。「<ジャパンデイ プロジェクト>とは、映画、テレビ、マンガ、音楽、ゲームなどジャンルの垣根を越えて、日本のコンテンツを世界に発信する新しいPRプロジェクトです。具体的には世界で開催される最も影響力のあるイベント、特に注目度が高いコンテンツマーケットに参加します。また、日本の文化を紹介する“JAPAN DAY”を開催し、世界に向けて積極的に日本のコンテンツをPRします」とブランディングマネージャーの森下美香より説明がありました。また今回カンヌ国際映画祭のマーケットに参加する日本の企業25社が共同でPRをするのは映画界にとって初めてのことだということも話していました。

そして、<ジャパンデイ プロジェクト>のプロデューサーを務めるのが、『おくりびと』で脚本を担当した小山薫堂。今回の就任について「今から8年前、『おくりびと』の脚本を書いているときに、カンヌ国際映画祭に行くんだ、褒めてもらうんだという思いで書いていました。でもそのときはカンヌからは褒めてもらえず(笑)、今回こういう形でカンヌに関わることができて光栄に思います。今、日本では2020年開催の東京オリンピックに向けて盛り上がっていますが、映画界で日本のコンテンツを世界に発信できることは、今までになかった価値のある試みだと思っています。日本にはまだまだ世界に知られていない素晴らしいコンテンツが存在します。今回の<ジャパンデイ プロジェクト>をきっかけに、人と人を繋ぎ、日本のコンテンツを発信していければと考えています」と語りました。

今年のカンヌ国際映画祭に特設されている“ジャパン・パビリオン”でセミナーに登壇する奈良橋陽子は、今回のセミナー登壇について「私はさまざまな作品のプロデュース、キャスティングディレクターとしての仕事を通していろいろな経験をしましたが、日本がまだまだ世界への窓口が開いていない部分があると感じています。今回は、日本がもっとさまざまな角度からアクセスしやすい国になるようなお手伝いをしたいと思います」と話しました。
その後、今回のカンヌ国際映画祭に出品されている『あん』主演の樹木希林が登場。樹木希林はカンヌへ行くことについて「今日の会見は、カンヌに行く監督方が全員が参加できないということなので、私が来させて頂きました。カンヌでは<ジャパンデイ プロジェクト>による“KANPAI NIGHT(ジャパンパーティー)”があるようなのですが、私はその前に帰ってしまうんですよ。オープニングには行くんですが、“KANPAI NIGHT”には参加できず残念です。東京で美味しいものを食べたいと思います(笑)」とコメントしました。

国際的なスターになるために英語以外で必要な要素について問われると、奈良橋陽子は「やはり演技の訓練は非常に大事だと思います。ときどきすごく演技の上手い人がいると、英語はさておき演技を重視しようってなることもあります。確かに英語は大事なんですけど、場合によっては2番の基準になってしまうので、まずは演技ですね。あとはどういう役と出会えるのかも重要ですね。キャスティングっていうのは、ずっと頑張っているなかで、たまたま自分に合う役と出会うという不思議な化学反応が生じるんです。なのでどんなに演技が上手でも、すぐには自分に合う役に巡り会えないこともあるので、とにかくそのときが来るまで準備をすることが大切です。そのためには、演技をとにかく楽しんで演じる方がチャンスに恵まれると思います」と明かすと、そのコメントに対し樹木希林は「ちょっと付け加えさせて」と一言、「随分前に是枝裕和監督の『誰も知らない』という映画で柳楽優弥くんが、カンヌで主演男優賞をもらいました。そして今回、同じ是枝監督作品で『海街diary』という映画で、16歳の広瀬すずちゃんがすごくはつらつとした良い芝居をしています。私はこの2人にそれぞれ話を聞いたら、2人とも台本を渡されていないって言うんです。それで結局映画の演技というのは監督の腕なんだなって思いました。だからスターになるにはやっぱり良い監督に出会うことも必要なんだと思います」と語りました。樹木希林は今回の映画祭には『あん』の主演女優として参加しますが、『海街diary』にも出演しています。どちらの作品もカンヌでどんな反応が得られるのか楽しみです。

<ジャパンデイ プロジェクト>では、カンヌ国際映画祭だけでなく、今後パリや台湾でも日本のコンテンツのPRを行っていくそうです。日本人監督や俳優が、国内だけでなく世界でももっと活躍できる日が来ると良いですね。そんな日がやってくることを心待ちにしましょう。

<ジャパンデイ プロジェクト>

主催:ジャパンデイ プロジェクト コンソーシアム

http://www.japanday.jp/

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